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2010年10月15日 (金)

「自分をリセットしたい時に読む本」

先日、空き時間に書店で所在なく本の背表紙を眺めながら歩いている時、
一冊の文庫が目に止まった。

「自分をリセットしたい時に読む本」

これが、その本の題名だ。
著者は、元吉本興行にいた木村政雄氏。
かつてのMANZAIブームを引き起こした立役者だ。

書いてある内容は、至って共感できるものばかりだった。

特に気に入ったフレーズがあった。
なんと、木村氏のお嬢様が仰った言葉とのことだった。

「お父さん、笑うときになんて笑う? ハッハッて笑うよね。
だから、笑うときは、はっぱ64.
泣くときはシクシク泣くから、しく36。
64と36を合わせたら、ちょうど100になるでしょ。
人間も100歳まで生きるよね。
そう考えたら、人間、悲しいことより、楽しいことのほうが多いんだよ。」

何歳になるお嬢様か分からないけれど、いい事を言うではないか。

この本には、それ以外にも、気持ちをリセットする考え方や名言がたくさん
紹介されていた。

独立稼業を営む私にとっても、リセットはとても重要な要素だ。
日々数々の変化にさらされる中で、過去を引きずっていては仕事にならないからだ。

私もいろいろなリセット法を駆使しているが、何と言っても最高のリセット法がジムだ。
ジムは、今や私にとって、欠かせないリセットの場所となっている。

昨日も出張先の三重県から帰京すると同時にジムへ行った。

「I様、今日もご出張のお帰りですか。」
「そう、クタクタだけど来たよ。」
「ありがとうございます。」
「「疲れ」は「疲れ」を持って制すだ。」

確かにそうなのだ。

トレーニングが終わると、心身が蘇る感じがするから不思議だ。

ストレス社会に生きる我々にとって、リセットは必要不可欠なことかもしれない。

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