命の洗濯 箱根ラリック美術館
昨日から箱根に仕事で来ている。
この機会に、以前から訪れたかった美術館へぜひ足を運びたく
一昨日の夕方、京都から小田原まで移動し、午前中の時間を確保した。
仕事は午後からだったので、好都合だったのだ。
その美術館とは、「箱根ラリック美術館」。
朝一番の9時に入館した。
美しい木立と芝生に囲まれ、3つの建物がゆったりと配置されていた。
この雰囲気だけでも、癒される感じがする。
ルネ・ラリックの作品は、一番奥の美術館棟に展示されていた。
ルネ・ラリックとは、フランスを代表する宝飾とガラス工芸の芸術家だ。
1860年から1945年の生涯を通し、神秘の美を追求した。
彼の作風で特徴なのは、やはりジャポニズムの影響を受け、
華やかな中にも、やさしさや温かさを感じさせるところだ。
今回の展示品の中で、特に私の気を引いた作品が何点かあった。
ブローチの「風の精」
ショーウィンドーの装飾柵の「蝶の女」
髪飾りの「二頭のトンボ」
ネックレスの「ツバメ」
工芸品だから、どれも実用に供された品々だ。
これがいい。
短なる鑑賞用ではなく、機能美も兼ね備えている。
自分用のお土産に、これらの絵葉書が売られていたので買い求めた。
それと歌でお世話になっているMさんにプレゼントしたく、
「風の精」のクリアファイルも購入した。
羽を広げる乙女の姿が、Mさんのイメージと重なったからだ。
ひとときの命の洗濯をした。
リフレッシュして午後の仕事の臨むことが出来た。
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