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2010年11月28日 (日)

葛根湯の薬効

風邪気味なのですが、どの薬を選べばいいですか。

出張先のホテルで薄着でいたのが裏目に出たようだ。
自宅の最寄駅の前のセイジョーを訪ねて、店員さんに聞いてみた。

「どんな症状ですか。」
「少し喉がおかしい感じです。」

何回かやり取りをした後、奨めてくれたのが葛根湯だ。
よく聞く名前ではあるが、漢方の生薬である程度の知識しか持ち合わせていなかった。

「風邪をひいてしまったら、何が一番効きますか。」
「そのときは、お客様の場合、アルペンがいいと思います。」

なるほど。
以前、本格的に風邪をひいて当店に来たとき、別の店員さんが奨めてくれたのが、
アルペンだった。
これは信頼出来そうだ。

「では、葛根湯を頂きます。」
「合わせて、よく寝て体をお休め下さい。」

飲み始めて2日たつが、少し症状がよくなったようだ。
睡眠も、6時間は確保している。

しかし、本当に薬効による結果だろうか。
プラシーボ効果(偽薬効果)ということもある。

そんな折り、最近届いた日経ビジネスに葛根湯の記事が掲載されていた。
江戸小噺に出て来る、どんな時にも葛根湯を奨めるヤブ医者の一席だ。

でも、この場合は、ろくに相手の症状も聞かずに処方しているところが落ちだ。

記事には、以下のときに葛根湯が効果的に効くと書いてあった。
① 中等以上の体力がある人
② 頭痛、悪寒、発熱等の症状がある。
③ 汗が全く出ない。
④ 首の後ろが凝っている。

これを見ると、私の場合、①④が該当していたようだ。
ということは、症状が改善したのはやはり葛根湯のお陰ということだろうか。

これからも、症状に応じて飲み分けて行きたい。

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