「大人が変わる生活指導」
原田隆史氏が著した「大人が変わる生活指導」を読み終えた。
原田氏は、悪が大勢いた大阪の松虫中学校で生徒指導に力を注ぎ、
陸上部を7年間で13回全国優勝に導いた先生である。
現在は、その経験を活かし経営コンサルタント業を営んでいる。
書かれている内容は、全て共感出来るものばかりだった。
指導者という存在は、自分自身の理念をしっかりと持つことが、
まず大事とあった。
深く強く理念を持っていれば、それは自然と行動に表れる。
それが周りの共感を呼び、次第に協力者となって行く。
心の持ち方ひとつで、人生は拓かれるともあった。
指導する側も、指導される側もだ。
生徒という人、社会人という人
どのような人であっても、人であることに違いはない。
その間で最後の決め手となるのが、心レベルの交流ということだ。
しかし、これは言うは易し行うは難しだろう。
今回の本は、社会人向けにご本人の自己改革に関する考えを方を著した本
だったので、松虫中学校での指導実態は簡単にしか触れていなかった。
多分、壮絶なバトルがあったに違いない。
その証拠に、文面から強い意思が伝わって来る。
多くの力強いメッセージを頂いた。
と同時に、日記の活用法やマンダラチャートの作成方法等具体的なノウハウも
お教え頂いた。
これらを参考にさせて頂き、さらに仕事への取り組み方を工夫すると同時に、
自分への対し方につき考えを深めて行きたい。
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