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2010年12月 6日 (月)

奄美と田中一村

昨日午後、いよいよ本命の田中一村に会いに行った。

レンタカーを使い、田中一村ゆかりの地を全て回る計画を立て、実行したのだ。

田中一村は、昭和33年50歳の時に奄美大島に移住。
紬工場で染色工として働きながら、独自の視点で奄美の自然を描いて来た。
69歳で亡くなるまで、画壇の誰にも理解されることなく、清貧で孤高な生き方
を通した。
その生き方故、日本のゴッホとも呼ばれている。

作品は、奄美パーク内にある田中一村記念美術館に展示されている。
しかし、ここは最後に行くことにした。

まずは、島に点在するゆかりの地を先に回ることにした。
ついでに、いろいろな所に立ち寄った。

西郷南州流てき地跡
奄美物産センター
田中一村住居跡
鶏飯(けいはん)のひさ倉
ばしゃ山村
歴史民族資料館
田中一村碑
あやまる岬
奄美パーク
奄美の郷

そして、本命の田中一村記念美術館だ。

結構時間が押してしまい、田中一村記念美術館に着いたのが17時だった。
閉館は18時だったので、1時間しかないことになる。

ここでは、ここでしか買えない品々がミュージアムショップにあったため、
先にそこへ行った。
そうしたら、あるわあるわ、垂唾の品々が。

吟味に吟味を重ねたが、結局1万円近くの買い物をしてしまった。
しかし、悔いはない。
私にとって、全部必要なものばかりだった。

ただし、ここで30分を費やしてしまった。
残り30分。

でも大丈夫。
電光石火の鑑賞法を心得ている。
早足で見ながら通過し、残像で味わうのだ。

その結果、余裕しゃくしゃくで、全作品を時間内に見終わった。
そのうえ、実際の作品を見て気に入った絵の複製を、時間一杯のところで
買い足した。
まさに危機一髪。

お陰で、これからはしばらく、心豊かな日々が続きそうだ。

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