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2010年12月19日 (日)

未来の見える階段

田坂広志氏の新著「未来の見える階段」を読んだ。

何という含蓄に満ちた物語だろう。
心に染み入るように、著者の想いが伝わって来る。

この詩的寓話は、「忘れられた叡知」に続く第2弾の作品だ。

既に単行本として発刊された「未来を予見する「5つの法則」」を、
分かり易くかみ砕いて書かれた本だ。

智恵子と賢治という姉弟が、森の聖人を訪ねて、未来を知る方法に
ついて尋ねるという内容になっている。

詳しくは、ここでは敢えて記さないこととしたい。

ただ言いたいことは、この本を多くの若者に読んで欲しいと
いうことだ。

これから未来を担う若者たち。

この本の中には、何のために仕事をするのか、何のために生きるのか
を考えるヒントが隠されている。

自分自身を振り返る材料として活用して頂ければと思う。
田坂氏も、きっとそれを望んでいるだろう。

ちなみに、英語訳も付いているため、英語の勉強にもなる。

私も、この本を、クリスマスの日に前途有望な若者に
さっそくプレゼントしたいと思っている。

何を感じ取ってくれるか、今から楽しみである。

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