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2011年2月 6日 (日)

訪ねたし論語の道

深谷市に「論語の道」という道がある。

この道を、かつて歩いた方の名を渋沢栄一という。
そう、「日本の資本主義の父」と呼ばれた、近代日本史を語る時に
忘れてはならない方だ。

渋沢氏は、論語を生涯の指針とした。
その論語を、いとこである尾高惇忠(おだかじゅんちゅう)に学んだと
伝えられている。

論語を学ぶ際に、自宅から尾高邸まで通った道が、現在「論語の道」と
呼ばれている。
そして、その一帯を「論語の里」と名付け、渋沢栄一記念館を始めとして
数多くの観光スポットを設けている。

昨年、深谷の地を初めて訪れた時、今度ぜひこれらのスポットを
巡り歩きたいと思い、いろいろとアクセス方法を検討した。

実は、深谷駅から少し離れた所にあり、歩いては行けない距離なのだ。

「くるりん」という小型のコミュニティバスが運行してはいるのだが、
1日に2便しか出ておらず、隙間時間を活用することが出来ない。

レンタサイクルも調べたが、駅の周辺にはなかった。

ということで、現在お手上げ状態である。

タクシーを使えば問題は解決するが、そこまでの思い入れは、
残念ながらない。

深谷市では、渋沢栄一誕生の地として、広く深谷市を売り出そうとしている。
駅のフェンスにも、大きな横幕が掲げられている。

だとしたら、この不便さを何とか解消して頂きたいものだ。

それまで、訪問はお預けにしておきたい。

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