« 流水プールとフィットネス | トップページ | 男の生き方 »

2011年2月14日 (月)

カフェモグさんの温かさ

実家のすぐ隣に、カフェモグさんという喫茶店がある。

実家に戻った際は、毎日お邪魔している。
昼食を食べに行ったり、午後のお茶をしに行ったりと、
その活用方法は様々である。

そして、行くといつも笑いに包まれる。

とにかく明るいのだ。
女主人のKさんが。
彼女の優しさに溢れた関西弁を聞くと、気持ちが和やかになる。

「今日のワッフルもおいしいですね。」
「ほんま、嬉しいわ。」

家庭的で、居心地がいい。
大股で歩くと、家から5歩でお店の入口にたどり着く。
実家の2階へ上がるよりも近いかもしれない。

「このガレットという品は、どんなお菓子ですか。」
「これおいしいのよ。ビスケットとクッキーの間位の固さかな。」

カウンター脇に置いてあるお菓子は、全てモグさんの手作りだ。
時々買って、おやつに実家へ持ち帰っている。

実は、Kさんにはお世話に成りっ放しなのだ。
ここは元は、K医院だった。
Kさんは、そこで勤務していた看護師さんだった。

昔から、両親2人でK医院とKさんにはお世話になっていた。
そして、父が要介護となり自宅にいた時も施設に入った後も
お店を閉めた後や休日に、母を助けてくれている。

もう感謝の何者でもない。
遠く離れて暮らしている私たち子供にとっては、本当に
心強い存在なのだ。

「では、このガレット1つ頂きます。」
「嬉しいわ。じゃあ、これプレゼント、バレンタインクッキー。」

売り物としてカゴに入っていたクッキーのセットを差し出された。

「ええ、いいんですか。」
「(満面の笑顔)」
「3月には、倍にしてお返しします。」

これからも、ここに来て、リラックスさせて頂きます。
私にとって、もう掛買いのない場所のひとつとなりました。

|

« 流水プールとフィットネス | トップページ | 男の生き方 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カフェモグさんの温かさ:

« 流水プールとフィットネス | トップページ | 男の生き方 »