「Again」に心奪われて
先日、新幹線のグリーン車の乗車した際の出来事。
少し疲れ気味だったので、この日は読書は控えのんびりする
ことにした。
しかし、何もしないのも、手持ち無沙汰だ。
そこで、手持ちのイヤホンをジャックに差込み、音楽を楽しむ
ことにした。
そのとき、最初に聞こえて来たのが「Again」だった。
素晴らしい曲想と、心に染み入るボーカル。
一瞬、別世界に行ったような錯覚に陥った。
後で調べてみたら、この曲は、JR東海の「うましうるわし奈良」
のキャンペーンソングだった。
どおりで、どこかで聴いたことがある筈だ。
ボロディン作曲の歌劇『イーゴリ公』の「ダッタン人の踊り」を
原曲とし、オリジナルのアレンジと歌詞にてTVCMの音楽用に
制作されたとあった。
素晴らしいボーカルの主は、ネッロ・アンジェルッチ/イタリア
(男性)とドナ・バーク/オーストラリア(女性)だった。
私としては、お二人とも初めて聴く歌声だったが、とても味わい
深く、感動を呼ぶ歌いぶりだった。
クラッシックの名曲をベースにして、このように現代風に
アレンジすることを、クラシカル・クロスオーバーという
らしい。
そう言えば、「ジュピター」もそうだった。
この曲は、平原綾香さんがホルストの『惑星』の「ジュピター」を
アレンジしたものだ。
私の歌の先生のMさんも、クラシカル・クロスオーバーが
大好きとのことだった。
Mさんのお気に入りは、サラ・ブライトマン。
やはり、素晴らしい歌声で、我々をクラシカルな別世界に
いざなってくれる。
クラシカル・クロスオーバー。
今後の自分のテーマにもなるかもしれないと思った。
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