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2011年5月21日 (土)

「大仏さんご」の威力

昨日は、ボートダイビングで4本潜った。

最も印象に残ったのは、「大仏さんご」だった。
正式名称は、コモンシロコサンゴと言う。

とにかく大きい。
我々の乗っていった大型のダイビングボートよりも
大きかった。
全長で20m位あったかもしれない。

大仏の由来は、大きいだけではない。
その姿が大仏の頭に似ているのだ。
ちょうど、目から上の頭部だけが海底から露出して
いるように見える。

思わず、インストラクターのHさんと一緒に手を
合わせてしまった。

大仏さんごの周りには、無数の魚たちが泳いでいた。
棲家とえさを提供してくれる、ありがたい存在なのだ。

Fさんによると、このサンゴは1年間に3cm位しか成長
しないとのこと。
となると、ここまで大きくなるのに、たいへんな月日
が必要だったことになる。

昨日は、「大仏さんご」以外に地形のおもしろさに富んだ
ところに案内して頂いた。
「インオアシス」「ぶんぶんロック」
どちらも、外洋のポイントだった。

本当に、海の中は別世界だ。
この変化に富んだ世界は、地上では絶対にお目にかかる
ことは出来ない。

「大仏さんご」からの帰りに、船長のBさんがボートの舵
を握らせてくれた。
港につくまでの間の結構長い時間、操船の経験もさせて
頂いた。

奄美の海は、まさに興味が尽きることがない。

今日で一旦お別れとなるが、また近いうちに訪れたい
ものだ。

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