オセロ返しを味方にする
仕事をしていて、時々面白い現象に遭遇する。
ぶつかっていた壁が、一気に崩れ去ることがあるのだ。
難題にぶつかった時、どうまとめて行くか散々悩む。
しかし、このような場合は、とにかく作業を開始する。
「頭」を置き去りにして、「手足」を動かすのだ。
そうすると、不思議な事に、事態が好転する場合が多い。
潜在能力が刺激され、思っても見なかった知識同士が
繋がり、新しい概念として浮かび上がる。
どうやら、脳の中で、新しいシナプス結合が生じて
いるようだ。
諦めずに、運動神経から脳を刺激することにより、
縦糸に横糸が通るような感覚に襲われる。
それらが一気に起こるため、まさにオセロ返しの
ようだ。
大事な事は、一旦頭を解放すること。
同じ事を、脳科学者の茂木健一郎氏も言っている。
「ギャップタイムがクリエイティブを生み出す。」
いつも、我々は宝物に囲まれている。
それに、気づかないだけなのだ。
それらの叡知に触れるために必要な事。
それは、「空白の時」を持つこと。
そうなると、「空白」の持ち方を工夫することが
ポイントとなって来る。
自分に合った方法を見つけることは、強力な
オセロ返しの技を身につけることを意味する。
今後も、いろいろな「空白」の持ち方を工夫したい。
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