「綾鷹」の旨さ
久しぶりに旨いと感じるお茶と出会った。
それが、「綾鷹(あやたか)」。
コカ・コーラグループが販売しているペットボトルの
お茶である。
「急須でいれたような、にごりの旨み」
ラベルには、そう書いてある。
確かに、その通り。
口に含むと、苦味と共にコクの味わいが広がる。
それも、昔懐かしい思い出と共にだ。
子供の頃から濃い目のお茶が好きで、急須で絞りに
絞って飲んでいた。
そのお茶で、お茶漬けにすれば言う事なし。
さらに、海苔を手でちぎって入れ醤油を掛ければ
天国だった。
今から考えれば何でもないこと。
しかし、その他愛のない平凡な出来事が、幸せの
源泉なのかも知れない。
日々動き回っている現在、このようにゆっくり
食卓について、家族団らんしながら食事することが
ほとんどなくなってしまった。
生活のリズムが、鈍行電車から超特急に変わって
しまった感がある。
それはそれで刺激に満ちていていいのだが、時々
あるきっかけで、過去にタイムスリップする。
思い出の中に生きることは本意ではない。
しかし、これらを心のオアシスとして一服する
ことは許されるだろう。
これからも、しばしの休息のひと時を楽しみたい。
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