イチローから学ぶこと
イチローの200本安打11年連続記録を巡って、いろいろな事が
記事になっている。
「絶望的」だとか「体力の衰え」だとか、その反対意見とか。
しかし、その中で面白い記事を見つけた。
「当の本人は、落ち込むこともなく至って冷静である。」
これは、何を物語っているのだろうか。
これは憶測だが、彼の中では、大して気にしていないという
事ではないだろうか。
新記録達成の可否に、ただ周囲が騒いでいるだけ。
本人にとっては、意味のない事だと。
常人には理解し難い話しだが、イチローは本当にそう思って
いるかも知れない。
彼が、かつてNHK総合の「プロフェッショナル仕事の流儀」に
出演した時、このような事を言っていた。
「50歳で4割打って引退するのが夢ですね。」
彼は、遥か彼方を見ているのかもしれない。
一本一本の安打に集中しているとも言っていた。
それらが、自分のイメージどおりに打てた時、初めて笑顔を見せる。
成績は、単なるそれらの結果。
目の前のプレーに全力投球し、その結果出て来た結末は、
甘んじて受ける。
周りに惑わされず、自分の決めたことをやり抜いて行く。
この場に及んでの、あのプレーの姿勢。
ぜひ、見習いたいものだ。
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