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2011年9月11日 (日)

それぞれのエベレストに挑め

先日、久しぶりにカンブリア宮殿を見た。

毎週、主人公が誰か必ず事前にチェックし、手帳に控えている。

そうしながら、見るタイミングを図って来たのだ。
しかし、誠に残念ながら、ここ2年位、ほとんど見ることが
出来なかった。

だが、今回だけは、全てを差し置いて見ることにした。
なぜか。

それは、ある若者の大変なチャレンジの話しだったからである。

その若者の名を、栗城 史多(くりき のぶかず)と言う。
職業は、登山家。

しかし、ただの登山家ではない。
自分の登る姿を自分撮りして、ネットで配信している。
それも、世界の険しい山々を、単独無酸素で登る姿をだ。

見る前は、あまりにも過ぎる単独行動に、いい印象を持って
いなかった。
特に、自分の姿をネット配信する点が、売名行為と感じていた。

しかし、画面に出て来た青年は、全く素朴な若者だった。

「感動を、皆で共有したい。」
「自分一人で登っているのではない。多くの方々に支えられている。」
「そして、皆、心の中にエベレストを持っている。」
「その山に、登る勇気を共有したい。」
「あのお兄ちゃんが登れるならば、自分も登れるのではないかと。」

その言葉を聴いた時、そうだったのかと彼の真意を悟った。

彼は、一人で登っていたのではなかったのだ。
皆の夢や希望と共に登っていたのだ。

しかし、そうは言っても、やはり行っていることはかなり際どい。
一歩間違えば、確実にあの世へ行くことになる。
自分の命の尊さも、同時に大事にして欲しいと願わざるを得なかった。

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