« 電子辞書故障 | トップページ | 私服に着替え »

2011年9月14日 (水)

鯛焼きのプレゼント

出張先の福井での夕刻の出来事。

「鯛焼きを下さい。」
「こし餡しか残っていませんが。」
「それで結構です。1個下さい。」

渡された袋を受け取ったら、ずっしり思い。
中を見たら、3個入っていた。

「あの、1個でいいのですが。」
「もう閉店ですので差し上げます。召し上がって下さい。」

嬉しいような悲しいような複雑な心境。

本来は喜ぶべきだろうが、体を絞る観点から見れば拷問だ。
好きなだけに、我慢が要求される。

「それは、どうもありがとうございます。」

出張の度に、夕食のデザート代わりに買いに行っているため
顔を覚えて頂いたのかも知れない。

しかし、3個を一度の食べると、これは食べ過ぎた。
必ず体脂肪率が上がる。

しかし、せっかくアツアツを頂いたのだから、1個だけと
言うのも忍びない。

結局、中を取って2個を食べた。
鯛焼きのこし餡は初めてだったが、これはこれでマイルドな
味わいだった。

後1個は、翌日の朝食べることにしよう。
これで、翌朝起きるのが楽しみになった。

ささやかな「喜び」かも知れないが、この小さな「喜び」の
蓄積が大事なのだ。
豊かな心を養ってくれる。

今度は、お礼に特製お好み焼きを注文することにしよう。
お店も併設しているので、また楽しい話しが聞けるかも知れない。

|

« 電子辞書故障 | トップページ | 私服に着替え »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鯛焼きのプレゼント:

« 電子辞書故障 | トップページ | 私服に着替え »