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2011年9月19日 (月)

上州名物「焼きまんじゅう」

群馬県を代表する庶民のお菓子に、「焼きまんじゅう」がある。

小麦粉と米粉で出来た小さなパンのような形状をしている。
それが4個、長い串に刺さっている。
蒸してあるものを火に掛けて炙り、味噌の甘ダレを刷毛で
塗ってまた焼く。
塗っては焼きを繰り返すと、香ばしい匂いが辺りに広がる。

焼きたては、本当に美味しい。

ふっくらとしており、何とも言えない素朴な味だ。
ちなみに、餡子は入っていない。

今も高崎へ行く機会がある時に、時々駅で真空パックになった
ものを買って来ることがある。

でも、今まで食べた中では、「群馬の森」の前にある「森の
茶屋」で食べた焼きまんじゅうが最も旨かった。

ここでは、炭火で焼いている。
だから、より一層ふっくらと出来上がる。

「群馬の森」は、私の大好きな場所で、結婚前のデートの場所
であり、子供が出来た後は、家族の憩いの場所であった。

遊んでいて、小腹が空いた時にちょっと食べるのに、
持って来いのおやつだった。

そんな思い出が、たっぷり詰まったお菓子なのである。

今は、そんな焼きまんじゅうを、娘達の旦那や彼が
美味しいと言って食べてくれている。

この秋、高崎へ仕事で出掛けることになっている。
いろいろな店が、独自の工夫を凝らした焼きまんじゅうを
売っている。

また、新たな観点で、焼きまんじゅうを楽しんで行きたい。

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