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2011年10月 3日 (月)

歌の翼に乗って

先々週、イタリアオペラのレッスン時に、先生から今習っている
曲を、YouTubeで聴くことを進められた。

「ペルラグロリアダドラルビ」を、ルチアーノ・パヴァロッティの歌声で、
「ジャイルソレダルガンジス」を、ホセ・カレーラスの歌声で
何回も聴いた。

やはり、世界三大テノールと言われた方々の歌は違う。
歌の表現が、とてつもなく奥深い。
テクニックは言うまでもなく、その曲想の豊かなこと。
ちなみに、もう1人の世界的テノールは、プラシド・ドミンゴである。

何回も聴いて、その上で自分なりに曲を解釈し、何度も歌い直した。
もっと大らかに、もっと自由に、もっと豊かに。

歌を歌う技術はすぐには上達が難しいと思うが、感じる心を鍛え
ありのままに表現することは可能だ。

それがどういう評価を受けようと、自分なりの道を目指したい。

先週のレッスン時に、練習の成果を先生の前で披露した。
とても褒めて頂いた。
先々週までと、全く違うと。

でも、自分では、まだイメージ通りに歌えてはいない。
高音にところで、喉が締まってしまい、声が途切れてしまうのだ。
これは、前の曲の時もそうだった。

先生に素直にその事を打ち明けた所、喉を緩めるトレーニング方法を
教えて頂いた。
前にも行った事があると聞いたが、すっかり忘れていた。

先生と、試しに再度そのトレーニングをして見た所、思いどおりに
近い声を出すことが出来た。

そうか、そう言う事だったのか。
前に行っていた練習の意味が、やっと分かった。
まさに、スパイラルアップである。

歌の翼に乗って、果てしない宇宙の彼方まで飛んで行きたい。

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