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2011年10月16日 (日)

京の世界遺産と国宝をたずねて

兵庫県の実家から東京へ戻る前に、京都で途中下車した。
京都定期観光バスで、京都の名所を回るためである。

毎年、この時期に京都で仕事があるため、その機会を
活かして古都を味わっている。

だが、今年は残念ながらその仕事が延期となった。
しかし、毎年楽しみにしているため、立ち寄ったのだ。

今回のコースは、秋の特別コース。
コース名を「京の世界遺産と国宝をたずねて」という。

見て回った場所は、以下のとおり。

仁和寺(にんなじ):世界遺産
高山寺(こうさんじ):世界遺産
清涼寺(せいりょうじ):国宝の仏像

昼食は、高雄山清滝川の畔に建つ料理旅館の「もみぢ屋」で
京料理を頂いた。

それぞれ見ごたえがあった。

さすが、世界遺産・国宝級となると、伝わって来るものが違う。

仁和寺が、皇室と深い縁のあるお寺だと初めて知った。
南庭から眺める五重塔が、素晴らしかった。

高山寺は、お茶の発祥の地だそうだ。
そして、ここには、かの有名な「鳥獣人物戯画」があった。

清涼寺には、光源氏のモデルと言われている源融(みなもと
のとおる)に似せて作られた阿弥陀如来像が祭られていた。

京都には、お寺が約1600あるそうだ。
そのうち、拝観出来るお寺が約300。
他は非公開だそうだが、季節限定で公開される。

今回は、高山寺の茶室と清涼寺の宝物殿がその特別拝観の
対象だった。

今後も、このような機会を狙って、歴史に対する造詣を
深めて行きたい。

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