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2011年10月16日 (日)

懐かしい味「浪花きんつば」

昨日、兵庫県の実家に戻る時、母に新大阪駅でお土産を
買って帰ることにした。

いろいろ見て回った。
食べ易いロールケーキにするか、日持ちのする羊羹類にするか。
または、洋菓子にするか。

今ひとつ決め手がないなと思いながら、ふと振返ると
遠くの売り場の暖簾が目に入った。
かすかに「きんつば」と書いてあるような気がした。

「きんつばか。いいかもしれない。」

近くに行くと、店頭できんつばを焼いていた。
とても美味しそう。

お店の案内を見ると、そのきんつばの名が、高山堂の
浪花きんつば「とっておき」であることが分かった。

「1個から買えますか。」
「はい、ここに3個入り、6個入りで包んであります。」
「では、6個入りを下さい。」

このきんつば、とても皮が薄い。
そして丸い形をしている。
全体から、素朴な感じが伝わって来る。

実家で母と一緒に食べたが、とても美味しかった。
小豆のつぶつぶの歯ごたえが気持ちいい。
しかし、甘さは控えめ。
とても上品な味わいだ。

母も喜んでくれた。

「とっておき」のひととき。

しばらく、いろいろな話しに花が咲いた。

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