セミナイトダイビング
昨日から、再び奄美に来ている。
ただし、低気圧が近づいているため、天候は優れない。
まあ、自然が相手だからやむを得ないが。
翌日は北から強風が吹く可能性が高いため、初日の昨日、
先手を打ってボートダイビングを行う事になった。
海が荒れると、船を出す事が出来なくなるからだ。
今回のダイビングポイントは、「ハナゴイ」と「大仏さんご」。
両方ともお馴染みの場所だ。
しかし、行く度に新鮮。
いつも違った顔を見せてくれる。
「ハナゴイ」では、その命名の由来となったハナゴイの群れが
迎えてくれた。
集団で舞う姿は、実に美しい。
環形動物のイバラカンザシも、たくさんいた。
いろいろな色のイバラカンザシがいて、改めてその多様性に
驚いた。
「大仏さんご」は、いつ行っても感動する。
コモンシコロサンゴの大群生は、本当に圧巻。
推定年齢400歳。
ここでしか、お目に掛かれない有難い存在だ。
そうこうしている内に、当たりが暗くなって来た。
日没が早くなっているのと、天候の関係だ。
水面から差し込んで来る光が、実に優しい。
見上げると、雨が水面を打っている。
頭上で波紋が広がる様子は、不思議な感覚だ。
やがて、ライトを照らしながらの潜行。
日が落ちた海は、また違った顔を見せる。
生き物、地形に加え、時間という変化が、また興味深い。
セミナイトダイビング。
また、新たな世界に足を踏み入れた。
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