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2011年11月21日 (月)

ピアテグリの魅力

昨日は強風のため、やはり沖に出る事が出来なかった。

と言う事で、影響を受け難い内湾のダイビングポイントである
「ピアテグリ」で潜った。

少し濁って透明度が落ちていたが、目が慣れて来るにつれ、
素晴らしい景色が目の前に広がって行った。

これまでの内洋、外洋とは違い、まさに坪庭の趣があった。
限られた海域に、ぎゅとエッセンスが詰められた感じ。

特に素晴らしかったのが、ユビエダハマサンゴに囲まれた
砂地の海底に着底し、周りを見渡した時の事だった。

360度、さんごの上に沢山の種類の魚達が乱舞していた。

いや、頭上にも魚達が泳いでいた事も含めると、全天球と
言った方が当たりかも知れない。

真黄色な装いをしたキイロハゼ
白と赤のツートンカラーのイロブダイの幼魚
ヤスジチョウチョウウオの黄色と黒の縦縞模様も美しかった。

そして、この時期から出て来るウミウシの仲間で、色鮮やかな
シライトウミウシとも出会った。

今回は、大牟田から来られた女性のKさんと、バディを組んでの
ダイビング。

二人で仕切りに、アイコンタクトをしたりハンドシグナルを
送り合ったりして、感動を分かち合った。

時々さぁと差し込む陽の光が、何とも美しい。
そして、とても幻想的だ。

この海が生命の源となった訳が、分かるような気がした。
優しく抱かれる母親の胎内のよう。

この後も、いろいろな感動に包まれ、我が身を心豊かな人間
として成長させて行きたい。

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