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2011年11月13日 (日)

「トラッドジャパン」から学ぶこと

今年の10月から、NHK教育の英語番組「トラッドジャパン」を
視聴している。

これが、なかなか勉強になる。

日本の伝統的なものを、英語で説明するという少し高度な
内容なのだが、改めて日本を知る意味で、たいへん
興味深い構成となっている。

人に分かり易く説明するには、少なくとも3倍の知識が
必要と言われている。

増してや、相手が外国の方々だったら、さらに深い理解と
相手の価値観をも考慮に入れる必要がある。

想定の相手は、欧米の方々となっているようだ。
合理性とキリスト教文化を背後にした方々に、日本の
精神文化を伝えるのは、やはり至難の技と思う。

例えば、10月以降のテーマは、以下の通り。

出雲大社、浮世絵、菊、能、だし
永平寺、鯛、銭湯、柔道

これらを英語で説明するのである。
その前に、理解そのものが出来ているかの方が問題である。

いつも、講師である江口先生の造詣の深さに驚いている。
これは、日頃から意識していないと、ポイントを把握
出来ないだろう。

やはり、好奇心をいつも持ち、「なぜ」を自分に向けて
発っし続ける事が大事だと思う。

この絶え間なき研鑽から、味のあるリベラルアーツ(一般教養)が
磨かれて来るのだろう。

「トラッドジャパン」は、私にとっては単なる語学番組ではなく
日本を知り直すとてもいいきっかけとなっている。

これからも、引き続き視聴して行きたい。

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