「ナナフシ」を見つけた
昨日の早朝、ネイティブシー奄美の庭で「ナナフシ」を見つけた。
ナナフシ(七節)とは、節足動物門昆虫綱ナナフシ目に属する昆虫の総称。
草食性の昆虫で、木の枝に擬態した姿が特徴的となっている。
調べてみると、「七節」の「七」は、単に「たくさん」という程度の意味で、
実際に体節を正しく7つもっているわけではないようだ。
子供の頃から、ナナフシは図鑑で見て知ってはいた。
枝に似ていて、とてもユニークな虫。
虫好きとしては、一度本物を見たいと思っていた。
それが、先日、突如実現したのだ。
太陽が昇るの見て、歌の練習が終わりホテルの廊下へ続くドアを
開けようとした時、扉に何か枝のような物が引っ掛かっていた。
こんな所に枝がと思い取ろうとした時、「あっ」と声が出た。
「ナナフシだ!」
初めて見る本物のナナフシに、目を奪われた。
本当に、木の枝のよう。
海の中で、ハダカハオコゼのようにうまく擬態している魚達を
たくさん見て来たが、ナナフシも負けてはいない。
見事な化けぶりだった。
恐る恐る、人差し指を延ばして触って見た。
ピクリとも動かなかった。
まさに、枝に成り切っていた。
「なるほど、忍者そのものだな。」
妙に感心した。
今度は、どんな虫に会えるかが楽しみだ。
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