青年よ、大志を抱け
先日、1通のメールを、ある青年から受け取った。
私に会って、中小企業の採用情報を聞きたいという内容だった。
ただし、詳細は、メールでは分からなかった。
彼は、現在、某有名私立大学の修士課程に在学中との事。
国の中小企業関係のあるホームページに、私のブログへのリンクが
張ってあり、そこから私を見つけたという事であった。
仕事が延期になったタイミングと、ちょうど重なったため、
会うことにした。
メールを受けた日の翌日である。
初対面だったが、すぐに打ち解けて話しに花が咲いた。
よく話しを聴いて見ると、中小企業への就職を希望している
と言う事ではなかった。
中小企業への就職を希望している方々と中小企業の仲立ちを
事業として起こしてみたいという内容だった。
新規事業の立ち上げの話しから始まり、最後は、自分の
ライフキャリアをどのように捉えるかという話しにまで及んだ。
気づくと、あっという間に時間が過ぎていた。
話しを聴く過程で、彼の今までの生き様を、いろいろ伺った。
若いながらも、ある意味、自分の人生を切り拓いて来たという
感じだった。
こういう青年と話しが出来るというのは、私としては
とても幸せに感じる。
まだ粗削りだけれども、それが故にエネルギーに満ち溢れている。
そのエネルギーを向ける方向さえ間違わなければ、
きっと、充実した仕事人生のスタートを切る事が出来るだろう。
別れて数時間後に、お礼のメールが届いた。
「青年よ、大志を抱け」
彼のこれからに、大いにエールをおくりたい。
| 固定リンク
コメント