サンタの贈り物
昨日、イタリアオペラの発表会が終わった。
やはり人前で歌うのは、緊張する。
いかに平常心を保つ事が難しいか、改めて実感した。
自分としては、さらに呼吸を素早く深くする必要を感じた。
そうしないと、フレーズの最後まで息が続かなくなる。
舞台の上では、緊張で息が浅くなるため、特に意識する必要が
あるようだ。
しかし、舞台で歌を感情を込めて歌うと言うのは、確かに気持ちがいい。
これは、最高の自己表現である。
しかし、今回、お楽しみは歌のみで終らなかった。
発表会が終わった後、サンタになって子供達にお菓子を渡した。
しかし、ただ渡すだけだったら、昨年と同じ。
今回は勝手が違った。
部屋に入って行くと、ジングルベルの曲が流れ、皆がこちらを見ている。
これは何か余興をしなければ。
咄嗟に「メリークリスマス」と叫んだ。
手を大きく振って歩きながら、再度「メリークリスマス!」。
会場の反応がいまいち。
出演者の子供達が座っている席に行って「元気ー?」と叫んでみた。
まだ乗って来ない。
やむを得ず、おどけて踊ってみた。
やっと、微かな反応あり。
再度、「元気ー?」と叫んだ。
少し反応あり。
懲りずに、「元気ー?」の連呼のやり取りを2回。
やっと、乗って来た。
大人も含めて。
そこで笑顔の子供達に、プレゼントを手渡した。
嬉しそうな顔が、とても愛くるしい。
最後にバイバイをし合って来年の再開を約束した。
楽しいひと時。
クリスマスの日は、これでなくてはいけない。
| 固定リンク
コメント