たい焼き「鉄次」に思う
「このうまさ 人間技とは思えない」
たい焼き「鉄次」の、キャッチコピーである。
その言葉のとおり、人間が焼いている訳ではない。
世界で初めてとなる、全自動たい焼き機で作られている。
うす皮はカリカリに、餡はほくほくに焼き上げてある。
餡は、北海道十勝産を使っているとの事。
まるい形になっているため、どこから食べても
平等?の美味しさを味わうことが出来る。
これが、大丸東京店地下1階で2個を買い求め、
得た情報と食べた感想である。
確かに美味しかった。
しかし、気になる事もある。
それは値段だ。
全自動の機械で作って、1個160円。
方や、自宅隣のマルエツに、週2回ワゴン車で来て展示販売
されているお嬢さんの作るたい焼きが、1個120円。
ほくほくアツアツのうまさは、変わらない。
にも関わらず、全自動の方が高いとは、どういう事だろうか。
これが、銀座ブランドの価値料だと言われればそれまでだが、
それにしても、これは高過ぎる。
いいものには思い切って投資する私だが、一方で、納得出来ない
ものには、ビタ一文出す気はしない。
たい焼き屋のお嬢さんに肩を持っている訳ではないが、
鉄次を買うのは、これまでとしよう。
「たい焼きの陰に物語あり」
手作りの温かさを感じながら、口一杯に広がる甘さを堪能したい。
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