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2011年12月21日 (水)

四字熟語で「深謀遠慮」

先日、書庫を整理していて「四字熟語辞典」を持っていた事に
改めて気づいた。

2000年に買ったのだが、見る機会が少なかったので、その後
書庫に移していたのだ。

当時、4文字で表す世界観に引かれ、語彙を増やそうという考えで
購入した。

しかし、結局この目論見は3日目に頓挫した。

本当の言葉の「意味」を深く味わうことなく、言葉の「数」に関心が
あったからだろう。
これが、眠気を誘ったのだと思う。

今回は、これまでに出会った四字熟語を中心に、自分の考えを
整理しながら意味の理解に専念する事とした。

一日にひとつだけとし、手帳の余白に書いて行く。

始めてから3日間で書いた言葉は、以下のとおり。

「敬天愛人(けいてんあいじん)」

天を敬い人を愛する事。
西郷隆盛が「南洲遺訓」の中で、学問の目的を述べた語として有名。
毎日、私に届くアファメーションメールに設定している言葉だ。

「一刀三礼(いっとうさんらい)」

仏像等を彫る態度が敬虔である事。
仏像を彫刻する時、ひと彫りごとに三度礼拝する意から。
仏教語で、写経では「一字三礼」、仏画では「一筆三礼」と言うらしい。

「深謀遠慮(しんぼうえんりょ)」

深く考えを巡らし、後々の遠い先の事まで見通した周到綿密な
計画を立てる事。また、その計画。
まさにこの考えに立ち、これからこの習慣を定着させて行きたい。

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