投資という考え方
年末近くになって、今年1年間の収支を振り返ってみた。
と言っても、年初の預金残高が増えたか減ったかを見るだけだが。
私の場合、事業用の口座に全ての収支を集中させている。
そのため、この口座の動きを見れば、キャッシュフローの大きな動きが
把握出来るようになっている。
参考までに、個人で使う部分は、事業主貸という勘定で別口座に
移し使っている。
そして、今年はどのような動きとなっていたか。
次女の入籍、ダイビング等結構まとまったお金を使ったが
どういう訳か年初より残高が増えている。
これは、たいへん結構な事だ。
キャッシュが健全な形で回転している事を意味している。
キャッシュインに応じた形でキャッシュアウトが生じている。
ここまでが、一般的な解釈。
私の場合、このキャッシュアウトを、全て投資と考えている。
損益上の消費とは考えていないのだ。
ご祝儀も、ダイビングも、イタリアオペラも、お饅頭を買うお金も、
全て貸借上の投資だ。
自分に対する投資であり、私と関係した方々に対する投資と考えている。
全てが、「目に見えない価値」を生み出す。
喜びであったり、充実であったり、満足であったり。
これらの価値を共有出来る対象には、ドカンとお金を使う。
しかし、逆に、価値を見い出せないものには、一切お金は使わない。
この辺の見極めが、大事な所だ。
平たく言うと、どんどん稼いで、これはと言うものに対してどんどん使う。
預金残高は、プラスマイナスゼロならばいいと割り切っている。
あの世にお金は持って行けない。
当座の余裕資金が残っていればいい。
後は投資と考えて、世のため人のために使って行く。
それらは見返りを期待しない投資だ。
しかし、広く価値を提供したと思えば、それだけで心が豊かになる。
自分を磨き、周りの方々の支えになる。
まさに、私の生き方。
来年も、さらに高回転でお金を回せるよう、努力を重ねて行きたい。
| 固定リンク
コメント