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2012年1月 3日 (火)

イチローと松井の姿から学ぶ

昨日深夜にNHK総合で放映された「MLB2011 日本人メジャーリーガーの群像」。
そこで、イチローと松井の苦悩を改めて知った。

イチローは、昨年メジャー200本連続安打の記録が11年目に途絶えた。
それだけでなく、プロ野球選手になっての初めての打率2割台。
安打数184、打率.272
成績だけから見ると、まさに最低の年だった。

しかし、画面の中のイチローは多くを語ろうとはしない。

「結果を出す事が求められている。」

厳しいプロの言葉だ。

普通のレベルで考えると、昨年の内容でもりっぱな成績。
しかし、本人は全くそうは捉えていない。
自分に妥協をしない姿がそこにあった。

一方、松井はメジャー9年の昨年、「最大の危機」に直面した。
感情を揺さぶられたシーズンだったと自ら述べている。

「感情のアップダウン」

この松井にして、気持ちに揺らぎが生じたとの事。

しかし、諦めずに地道に自分と向き合い、懸命にチームに
貢献しようと努力する姿。
まさに、不動心のなせる技だ。

打率.251、本塁打12、打点72

昨年37歳になった松井。
今後は、年齢との勝負の日々にもなって来る。

「しぶとさ」「打たれ強さ」
本人が言っていた、今シーズンで自分の中に発見したもの。

イチローと松井に共通しするもの。
それは、野球が好きという情熱。

表現の仕方は違うが、ただひたすらに野球人生を見つめ、深め
そして、苦しい中で本物の喜びを見出している姿は同じだった。

プロのありたい姿を、見せてもらった。

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