自分の中で気づいたこと
先日、ホテルのロビーで日経新聞を読んでいる時、
目に止まった記事があった。
一つ目が、ソフィアバンク副代表である藤沢久美氏の話し。
そして、二つ目が、留学生と学生に対するアンケート調査の結果。
藤沢氏は、以下をポイントとして述べていた。
「若い人は。その時代に足りないものに対してハングリー。」
「今の若者は、共感や社会を良くしたいとの思いにハングリーだ。」
「社会的な課題をビジネスで解決する社会的起業に関心を持つ若者
が多いのは、今の時代に足りないものを生み出したいから。」
「共感や社会を良くしたいとの思いで余分にお金を払うという
消費行動は、自分のお金やモノを豊かにする価値観とは異なる。」
「震災をきっかけに、全ての世代が今の若者が重視する価値観を
再確認した。」
「若い人とシニアが交流する場をどう作るかが、日本の課題だろう。」
「創業世代と今の若者は、どちらも「社会や世の中を良くしたい」という
志を語る点が同じだ。」
「今の経営層は世代の層が厚く、彼らが拒むと若い人は前に進めない。」
まさに、そのとおりだ。
この想いを、私も私なりにシニア世代に訴えて行きたい。
一方、大学・大学院在籍中の留学生100人は、アンケートにこう答えている。
「日本にあってあなたの国にないもの」は「便利な生活環境」(34%でトップ)
日本の学生100人は、こう答えている。
「未来に向け発揮できる日本に強み」は「技術力・もの作り」(67%でトップ)
諸外国の状況から見ると、我々は恵まれた生活環境にいると言うことだ。
当たり前のように思っているかも知れないが。
その環境を武器に、高い技術力をさらに磨いて行く事が活路につながる。
以上を総合的に捉えると、高い志を持ってチャレンジする若者を支援する
事が、これまで以上に大事な事のように思える。
日本の未来を若者に託し、私も最大限の支援を行って行きたい。
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