譜面台来たる
「Iさん、頭をもっと上げて下さい。」
「もう少し後ろに反って姿勢を保って下さい。」
最近、よくイタリアオペラの先生であるMさんに、こう言われる。
知らず知らずの内に、前をそして下を向いてしまっている。
どうしても、講師の体制を取ってしまうのだ。
それと、楽譜に見入ってしまう事も原因していると考えられる。
暗譜してしまえばいいが、それまでに結構歌い込む必要がある。
自然と自宅で練習する事になるが、その際は机に楽譜を置いている。
ここでもまた、下向きで発声してしまう事になる。
「この楽譜台が家にあれば、自宅で練習する時から姿勢を
正すことが出来るようになりますね。」
「そうですね。この譜面台が一番いいと思います。」
Mさん宅には、譜面台が2台あるが、こちらの方が高い位置に
楽譜を置く事が出来るとの事。
さっそくその場で、MさんがiPhoneで型番を調べてくれた。
「ヤマハ譜面台のMS-303ALSですね。」
自宅に戻り、さっそくアマゾンで検索して見た。
いろいろな楽譜台があったが、やはりMS-303ALSが一番良さそうだった。
ユーザーの方々のコメントも、星5つで最高の評価だった。
ALSのALは、アルミ製を意味しているようだ。
どうりで、軽いはずだ。
Sは、ソフトケース付きの事だろう。
やはり、新しいものを手に入れるとなると、浮き浮きする。
ものに頼るのはあまり良くないかも知れないが、気分転換になる。
これで、心機一転がんばろうと言う気持ちになれば、安いものだ。
届いたら、さっそく背筋をきちんと伸ばし、しっかり発声出来るように
なるよう練習したいと思う。
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