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2012年3月19日 (月)

印鑑証明書取得

先日、数年ぶりに印鑑証明書を区役所へ取りに行った。

次女の婿が再就職したため、その身元保証人になるためである。

今時、就職の身元保証がどれ程の意味を持っているのかは
分からないが、まあ、頼まれたので受けた程度だ。

身元保証人の責務については「身元保証法」で規定されている。
そのため、その責任の範囲と限界は承知している。

しかし、被用者が個人情報流出等をした場合、身元保証人へ
損害賠償する事自体が妥当性を問われるだろう。
会社の管理責任の方が重いからである。

多分、本人のモラル維持のため、身元保証書の提出を求めて
いるのだろう。

そんな事を考えながら、区役所へ向かった。

しかし、便利な世の中になったものだ。
以前は窓口で発行してもらっていたが、今は自動発行機で
すぐ入手出来る。

「市民カード」というカードを使えば、認証が行われた上で、
手軽に印鑑証明書や住民票を手に入れる事が可能。

区役所の建物に入る必要もない。
外に専用のガラス張りの建屋があり、そこへ自動発行機が
設置されている。

昨年3月の震災後は、電力確保の一環として、しばらく休止していた。
しかし、久しぶりに行ってみたら、再稼働していたという訳。

だが、印鑑登録というのも面白い制度だ。
欧米では、署名という形になっている。

どちらも一長一短あるように思うが、漢字の文化とも関係がある
のかも知れない。
象形文字から来た図形の文化の一端としてだ。

印鑑されど印鑑。

いろいろ探って行くと、また深い世界が広がっているようだ。

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