印鑑証明書取得
先日、数年ぶりに印鑑証明書を区役所へ取りに行った。
次女の婿が再就職したため、その身元保証人になるためである。
今時、就職の身元保証がどれ程の意味を持っているのかは
分からないが、まあ、頼まれたので受けた程度だ。
身元保証人の責務については「身元保証法」で規定されている。
そのため、その責任の範囲と限界は承知している。
しかし、被用者が個人情報流出等をした場合、身元保証人へ
損害賠償する事自体が妥当性を問われるだろう。
会社の管理責任の方が重いからである。
多分、本人のモラル維持のため、身元保証書の提出を求めて
いるのだろう。
そんな事を考えながら、区役所へ向かった。
しかし、便利な世の中になったものだ。
以前は窓口で発行してもらっていたが、今は自動発行機で
すぐ入手出来る。
「市民カード」というカードを使えば、認証が行われた上で、
手軽に印鑑証明書や住民票を手に入れる事が可能。
区役所の建物に入る必要もない。
外に専用のガラス張りの建屋があり、そこへ自動発行機が
設置されている。
昨年3月の震災後は、電力確保の一環として、しばらく休止していた。
しかし、久しぶりに行ってみたら、再稼働していたという訳。
だが、印鑑登録というのも面白い制度だ。
欧米では、署名という形になっている。
どちらも一長一短あるように思うが、漢字の文化とも関係がある
のかも知れない。
象形文字から来た図形の文化の一端としてだ。
印鑑されど印鑑。
いろいろ探って行くと、また深い世界が広がっているようだ。
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