放置自転車の管理人さん
自宅最寄駅の埼京線北与野駅前に、毎朝黄色いゼッケンをつけた
年配の方が立っている。
放置自転車の管理人さんだ。
しかし、その傍で自転車が駐輪されて行く。
どのような思いで立って居られるのだろうか。
諦めか、達観か、それとも立っていればいいと指示されているのか。
私も一度、時間キリギリになってしまったため、自転車で駅へ
向かった事がある。
「もしもし。」
「あっ、はい。」
「ここは、駐輪禁止ですよ。」
「申し訳ございません。これからは注意します。」
声を掛けて頂いたお陰で、それ以降、さらに時間に余裕を持って
行動するよう心掛けるようになった。
分かっていても、つい甘えてしまう事がある。
そこを誰かにアドバイスされれば、改めて気づく事もある。
しかし、私に対してされたように、声を掛ける姿はあまり見掛けない。
たまたまだったのだろうか。
でも、考えようによっては、私はラッキーだったのかも知れない。
公衆道徳につき、改めて考えるチャンスをもらったのだから。
「横断歩道、皆で渡れば怖くない。」
とならないように、今後も我が身を律して行きたい。
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