奄美の味「舟(ふにぃ)焼」
先日、帰りの奄美空港で目新しいものを発見した。
それが、「舟(ふにぃ)焼」。
少し大きめの、半月状になったどら焼きのようなイメージ。
色からして、名産の黒糖が入っている事はすぐ分かった。
ふっくらしていたので、中に餡子が入っているのだろうか。
近くにいた店員さんに聞いてみた。
「これは、何で出来ているのですか。」
「はったい粉と小麦粉、もち粉、それに粉黒糖です。」
「中は餡子ですか。」
「いえ、何も入っていません。」
そうか、饅頭の皮だけみたいなものだと言う事が分かった。
触ると柔らかい。
「今朝入荷した新商品です。美味しいですよ。」
確かに、これまで見掛けた記憶がない。
量から見ても、手頃な大きさだ。
昼食代わりに、ちょうどいいかも知れない。
「では、ひとつ頂けますか。」
この日は伊丹空港まで飛行機、その後、東京経由で新幹線を
乗り継ぎ、新潟まで来た。
その東京へ向う新幹線の中で頂いたが、とても美味しかった。
ふっくらしており、適度に水分も含んでいる。
黒糖の甘さが、これまたいい加減だった。
「これは美味しい。」
一人でつぶやいてしまった程だ。
これまでは、黒糖蒸しパンしかなかった売り場に
いい商品が加わった。
また食べたいと思った。
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