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2012年4月30日 (月)

10本のバラに100の感謝を込めて

昨日、ついにイタリアオペラのレッスンが、100回目を迎えた。

思えば、一昨年の1月から始め、毎週先生であるMさんのお宅
に通い、発表会4回を経て、今に至った。

よく続いたと言うよりも、あっと言う間に過ぎた感じだ。
それだけ、充実しているという事なのだろう。

未知の世界への誘い。
その先導をして頂いたMさんには、心から感謝している。

その感謝の気持ちをバラに託し、昨日プレゼントした。
1本のバラに、10の感謝を込めて10本。
締めて、100の感謝をお贈りした。

とても、喜んで頂いた。

バラは、バラ専門店であるレリアン・ローズギャラリーで買い求めた。
ロイヤルハイネスという品種で、白地に淡いピンクが入っている。
気品高く、純粋で、まさにMさんのイメージにぴったり。

レッスン後、Mさん行きつけの近所のワインバーにお誘い頂いた。
カウンター席だけだが、とても雰囲気のある店。
二人に共通する、イタリアのワインと料理を出してくれる。

席についてすぐに、改めて感謝のメッセージカードをお渡しした。

そうしたら、Mさんからもメッセージカードを頂いた。
これは有難い、まさに以心伝心だ。

その後、スパークリングワインで、100回記念の乾杯。
夜が更けるまで、いろいろな話しをして、くつろいだ。
まさに、至福の癒しの時間。

区切りに、このような機会を持つ事は、本当に大事な事だと思う。
今までを振り返るだけでなく、明日からの活力につながる。

帰りの電車の中で、頂いたメッセージを読ませて頂いた。
心暖まる言葉が記されていた。

「心の交流」

これからも、イタリアオペラを続けて行きたい。

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2012年4月29日 (日)

四字熟語に思う

今年に入ってから、毎日、四字熟語を手帳に1個ずつ
書き止めている。

四字で深遠な世界を表す四字熟語は、
不思議な魅力を持っている。

文質彬彬(ぶんしつひんぴん)
迂直之計(うちょくのけい)
桃園結義(とうえんけつぎ)

出典は、それぞれ中国古典だ。
順に、論語、孫子の兵法、三国志。

武田信玄の旗印である風林火山も、孫子の兵法から来ている。

小学生の頃から、好きな言葉がある。

精神一到

中学受験の際、この言葉が自分を支えてくれた。
思えば、人生最初の試練だった。

歌を聞けば、情景が目に浮かぶ。
言葉を聴けば、決意が甦る。

これからも、いろいろな言葉に想いを託し、一歩一歩、
歩んで行きたい。

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2012年4月27日 (金)

宇宙の渚

4/22(土)にNHK総合で放映された「宇宙の渚」。
やっと昨日、ビデオを見る事が出来た。

そもそも、宇宙の渚とは何か。
何ともロマンチックなネーミング。
でも、その実態が分からない。

そんな疑問を抱きながら、食い入るように見た。

番組では、次のように解説していた。

青い空が漆黒の宇宙へと変わる、高度十数キロ~数百キロ。
そこに、宇宙でも地球でもない世界がある。
流星が飛び交い、オーロラが輝くその場所を、「宇宙の渚」と
名付けよう。

続いて、こう説明していた。

1961年、人類初の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンが
「地球は青かった」と言った時から、私たちは地球を、
宇宙から隔絶された要塞のように捉えてきた。

あれから50年、地球が宇宙との間で絶えず様々な物をやりとり
していて、 それがオーロラや流星といったスペクタクルを
起こしていることが明らかになってきた。

地球と宇宙の境目は、コンクリートの堤防ではなく、多くのものが
ゆるやかに行き来する、まさに「渚」だったのだ。

そのやりとりのひとつとして、今回は「謎の閃光 スプライト」を
取り上げていた。

スプライトとは、雷が発生した時、雷雲から大気光に向かって
駆け上る光りの事を指す。
その存在も含め、それが何か長い間謎だった。

今回、その実態を、観測に協力したNHKの超高速カメラが
捉えていた。
巨大な電気の柱、そんなイメージだった。

この後も、シリーズとして放映されるとの事。
興味深く、見詰めて行きたい。

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2012年4月26日 (木)

3股コンセント活躍

昨日、名古屋での打ち合わせが、予定よりも早く終了した。

これはいい、早く帰ろう。
前日までの山口県での仕事の疲れが、結構出て来ていた。

しかし、新幹線の指定席は、変更を1度していたため再変更不可。
ここは、自由席に乗るしかない。

運よく、1号車の3人席が空いていた。
もちろん、窓際の席へ。

窓際だと、窓下の物置スペースとコンセントが使える。
コンセントは、もちろんパソコン用だ。

そこへ、横から声がした。

「すいません。コンセントを使わせて頂けますか。」

私の後に、一番通路側の席を占めたビジネスマンだった。

「私も使いたいのですが。」
「・・・そうですか。」
「でも、ご安心下さい。3股コンセントを持っています。」
「それは素晴らしい。そうですよね、重なる事もありますよね。」

という事で、事なきを得た。

この3股コンセント。
出張には、不可欠だ。

新幹線の中もそうだが、ホテルでもデスクの電源の数が
限られている場合がある。
その時、助かった事が何回もある。

「備えあれば憂いなし」

僅かな事だが、あるとないとでは大違い。
でも、あれもこれもでは、また嵩張ってしまう。

状況を想定し、的確なグッズを携帯したい。

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2012年4月25日 (水)

安らぎのベンチ

私の通っているジムの1階に、明治屋ストアが店を出している。

昼食時に出向いた際、この店で、こしアンパンを買うのを
楽しみとしている。

しっとりとしていて、実に美味しい。

そして、このこしアンパンを頂いている場所が、店の前にある
大きな円形のベンチ。

ここに座ると、なぜか心が安らぐ。

いつも、多くの方々が、このベンチを利用している。
お婆さん、ペア、子供連れ、そして私のようなビジネスマン。

過ごし方は、まさにまちまち。
皆、自由にのびのびとくつろいでいる。

なぜ、そのような気持ちになるのだろうか。
主な要因として、目の前に広がる大きな空間があるように思う。

3階まで吹きぬけた天井に、季節ごとに特徴あるオブジェが
吊るされ、風に揺らめいている。

そのゆったりし動きを見ていると、悠久の時の流れを感じる。
贅沢な時間だ。

忙しく動き回る中で、一瞬でもいいから、このような時間を
持つ事は、心の平安につながる。

これからも、「感じる心」を大事にして行きたい。

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2012年4月24日 (火)

活用!グリーン車

仕事で移動する際、私の場合、もっぱら新幹線を利用している。

新幹線が通っている所ならば、飛行機は使わない。
それは、なぜか。

なぜならば、時間が有効に使えるからである。

飛行機の場合は、時間が分断されてしまう。
飛行場への足、待ち時間、再び街への移動。

新幹線の場合は、時間を合わせて乗り込めば、後は自分の
時間が確保される。

しかし、遠距離になると乗車時間が長くなるため、やはり
疲れる事には違いがない。

そこで、最近、思い切ってグリーン車を使い始めた。
ある意味、「有効な時間」を手に入れるためである。

腰を痛めず、疲れを軽減し、なおかついろいろな事が出来る。
そして、余程の事がない限り、隣に客が座る事はない。

本を読んだり、パソコンを開いたり。
思索を巡らすのも、かえって新幹線の中の方が、
脳が活発に動く感じすらする。

時々席を立って、わざと歩き回る。
ゴミを小まめに捨てに行ったり、顔を洗いに行ったり。
デッキで、少し立って過ごす時間を作ったり。

寝る事は、ほとんどない。

しかし、あまり活動し過ぎると、マイナス面もある。
微妙な揺れの中で活動している分、目が疲れるのだ。

夢中になって本を読んでいた後、
パソコンに没頭した後、
ホテルに着いて一服した際、目の奥に痛みを感じる。

焦点を合わせるべく、目の筋肉の使い過ぎと思われる。
ここは、要注意。

これからも、「有効な時間」を、活かして行きたい。

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2012年4月23日 (月)

たこ焼きの夕べ

先週の土曜日、長女夫婦が揃って遊びに来た。

目的は、どうやらペットのチワワのななちゃんに
会う事のようだった。

理由はともあれ、久しぶりだったので、皆で夕食を
自宅で頂く事にした。

ちょうど、妻が便利な電気鍋を買ったばかりだったので
これを活用しようと言う事になった。

3徳鍋となっており、天板を取り替える事により
鍋、鉄板、たこ焼きに早替わりする。

今回は、たこ焼きを作る事となった。

たこ焼きを自宅で作るなんて、何十年ぶりだろうか。

昔は、小麦粉を水で溶く所から始めなければならなかった。
今は、たこ焼きセットが売られており、粉はもちろん、
天かすや青海苔、みょうが等、必要なものが揃っている。

後は、タコを買えばいいだけだ。

最初は慣れなかったが、しばらくすると、作るのが
面白くなって来た。

竹串2本使い、下半球が少し固まって来た所で、転がして
ひっくり返す。
コロコロしながら、はみ出した具材を中に収めて行く。

結局、男2人で、夢中になって作った。
無邪気なものだ。

お陰で食が進み、4人で8人前を食べてしまった。
その後、鉄板に切り替えて食べたステーキも美味しかった。

これでは、体重が増えるのも無理はない。
しかし、皆で作って食べる楽しみには、変えられない。

せっせとトレーニングで減量し、また皆で食卓を囲みたい。

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2012年4月22日 (日)

呼吸について思うこと

最近、改めて「呼吸」の尊さを感じている。

現在、1か月ごとに奄美へダイビングに行っている。
頻度が結構多い方だろう。
しかし、それでも行って最初の潜水では、とても気を使う。

その時に、インストラクターからいつも言われる言葉がある。
「深呼吸を3回して下さい。」

そうすると、不思議なもので、落ち着くのだ。
深く息を吸うことで、心身のバランスが確保される。

イタリアオペラでも、呼吸が重要な位置づけにある。
体を楽器として音を出すためには、まず息を吸う必要がある。

息を吸ってリラックスする。
それから、息を保ちながら頭に共鳴させ、発声して行く。

呼吸は随意運動であると同時に、呼吸中枢によっても
自動的にコントロールされている。

随意と不随意の狭間にいるのだ。

つまり、呼吸を通して、心身の深淵なる部分と対話する
事が出来る。

これは大変興味深い。

自分の中で、まさに「呼吸を合わせる」行動を取る事で
意識的に自分をコントロールする事が出来る事を意味する。

呼吸されど呼吸。
「道(どう)」と言われる場面で、呼吸が重んじられている所以だ。

いつか、呼吸と精神世界との関係についても、さらに
探求してみたい。

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2012年4月21日 (土)

デザート三昧

ダイビングでお世話になっているネイティブシー奄美には、
いろいろな楽しみが詰まっている。

地元の方々による、島唄や八月踊りの披露。
スタッフによる星空観察。
そして、レストラン「フォレスト」で頂く食事だ。

どれも美味しいが、最近特に注文しているのが
食後のデザート。

これまでは、ハンドメイドのアイスクリームを
頼む事が多かった。

しかし、パティシエのMさんが新たにいらしてからは
彼女の作ったデザートを、いつも頂いている。

思えば、昨年12月に50本記念ダイブの特製デザートを
作って頂いたのが、Mさんだった。

美味しいだけでなく、色合いや盛り付け等、とても
センスを感じるのだ。

今回は、「春のデザートフェア」として、以下のメニュー
が案内されていた。

① タンカンのブラマンジュ
② レアチーズケーキ&ミックスベリーのソース
③ ほうじ茶と小豆の和風パフェ

1日にひとつずつオーダーし、結局全部頂いた。
最も、①は、今回初めて挨拶させて頂いたM社長から
プレゼントして頂いたのだが。

どれも美味しかったが、特に③が秀逸だった。
奄美塩のアイスクリームも付いて来たが、
これとの相性も抜群。

ダイビングで疲れた体には、やはりスイーツが
良く合う。

今後も、新作を楽しみに待つ事としたい。

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2012年4月20日 (金)

自分道を極める

「自分道を極める」

この言葉は、今、私の中で中心概念となっている。

自分の生命エネルギーを、燃焼し尽くすと言ってもいい。

では、何のために生命エネルギーを燃焼させるのか。
それは、私の周りの方々と共に充実した人生を送るためである。

いろいろな方々の助けとなりたい。
そのためには、自分を心身ともに鍛え、相手を受け止められる
受容力を、まず身に付ける必要がある。

では、どのようにして、受容力を身に付けるのか。

それは、今まで知らなかった世界に自分を放り出し、
そこで出会う未知の方々と交流し、刺激を頂き、
自分の受け止め方や考え方の検証を繰り返して行く。

この方法が、ベストかどうかは分からない。
しかし、自分には合っていると思っている。

実学を重んじて行きたいのだ。
体験を通して、本で読んだり聞いたりした内容を確認して行く。

周りの方々との相互作用の中で、初めて自分を育てる
事が出来ると考えている。

そう見てくると、「自分道」の自分という概念は、自分と言う
個人だけではなく、周りの方々も含めて捉えた方がいいのかも
知れない。

天蓋孤独では、自分勝手な自分を形成し兼ねない。

日々出会う方々に、とても感謝している。
どんな出会いの形にせよ、必ず学ぶ点があるからだ。
そして、それは、人間に限らない。

ペットのななちゃん、奄美の魚達、そこで仰ぐ満天の星々等。

大きく自分を、育てて行きたい。

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2012年4月19日 (木)

中国古典と共に

仕事の関係で、今年に入って中国古典を研究し直している。

「孫子の兵法」「論語」「三国志」
この3つだ。

総てが、それぞれ特徴を持ち、深い内容。
これらを自分なりに咀嚼して、研修プログラムに落とし込む
事を求められている。

中国文学者を目指す訳ではないので、詳細な分析は不要。
しかし、それらのエッセンスを抽出し、研修目的に
沿った言葉を抽出するのは、至難の業だ。

先週末、やっと「孫子の兵法」と「論語」の研修骨子が
まとまった。

「孫子の兵法」は、戦略とマネジメントの側面、
「論語」は、意思決定とキャリアの側面からまとめた。

「三国志」はこれからだが、戦術とヒューマンスキルの側面から
検討を進めたいと思っている。

研究していて思った事は、これらは読み手の力量が
試されるという事。

何度も読み直し、その度に熟考し、何か真理なのか探求する
事を求められる。
そう言う意味では、これで終わりという事がない。

これから、また数ヶ月かけて、テキストを作成する事となる。
この段階で、また悩む事になるだろう。
僅か数日の研修のために、半年以上の時間を費やす。

しかし、私は感謝している。
このような機会に恵まれた事を。
普通だと、ここまで考えないだろう。

「学んで思わざれば則ち罔(くら)し。思うて学ばざれば則ち殆し。」

自分自身のために、大いに学び、大いに考えたいと思う。

広大な素晴らしい内面世界が、また目の前に広がって行く。
生きている喜びを、深く味わって行きたい。

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2012年4月18日 (水)

ダイブコンピュータで自己管理

ダイビングの際に、腕にダイブコンピュータを巻いて潜り始めて
昨日で48回目となった。

ダイブコンピュータとは、潜水開始時刻、潜水終了時刻や
水深、水温、浮上速度、安全停止、減圧潜水等、数々の情報を
自動的に表示・記録してくれる便利なツールだ。

私のは、見た感じ、腕時計と同じ。
もちろん、時計・ストップウォッチ機能も持っている。

これまでは、ただ単に記録されたデータを、ログ付けと言う
ダイビング記録を書く時だけに使っていた。

しかし、データが結構蓄積されて来たので、これらを
パソコンにダウンロードして、分析する事にした。

分析ソフトは、製造元であるスント社から無料で提供されている。

私のダイブコンピュータは、20秒単位で水深等を記録している。
このデータを、分析ソフトを使い折れ線グラフで見る事が出来る。
横軸が時間、縦軸が水深。

そして、途中で記録された各種アラームも、記号として表示
される。

これらを見ると、今後のダイビングで注意しなければならない
点が、浮き彫りになって来る。

私の場合、ダイビング終了前に、急速浮上する面があるようだ。
10m/分以上で浮上すると、アラームが表示・記録される。

これは、体に溶解した窒素が体から出て行かず、血管中で気泡と
なる恐れがある事を示す。
水深が増せば増すほど、この傾向は強くなるため、要注意なのだ。

今の内から、よく自分の癖を知って置く必要がある。

「自分の体は、自分で守る。」

セルフマネジメントを、着実に実行して行きたい。

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2012年4月17日 (火)

15回目の奄美

昨日から、再び奄美に来ている。
今回で、15回目。

一昨年の12月に初めて訪れてから、16ヶ月で15回。
ほぼ、1ヶ月に1回の割合。
よく来たものだ。

何が、そんなに私を惹き付けるのだろうか。

何か、気分が落ち着くのである。
空気が、海が、人が、私を癒してくれる。
まさに「天」の声、「地」の利、「人」の和だ。

昨日は、その「人」で素晴らしい方に出合った。
ネイティブシー奄美の社長のM氏夫妻だ。

いらしてるとは、昼間にダイビングインストラクターの
Fさんから聞いては居た。
一度お会いし、お礼を述べたいと思っていた。

その願いが通じたのか、夕食時にレストランで、
M氏夫妻にお会いする事が出来たのだ。

食事途中だったにも関わらず、挨拶に答えて頂いた。
それどころか、席から立ち、長い時間ダイビングに
ついて、いろいろな情報を頂いた。

特に、パラオとダイブマスターの活きた情報は、
とても興味深かった。

その間、奥様も側に立っていらした。
ちなみに、奥様とは学年が同じだった。
社長も含め、皆、同年代。

人の和が、さらに広がって行く。

今日は、快晴。

どんな出会いが待っているのだろうか。
奄美の一日を、今日も満喫したい。

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2012年4月16日 (月)

スターバックスコーヒーの秘密

先週、久しぶりにカンブリア宮殿を見た。

以前からスターバックスコーヒーの会長兼CEOである
ハワード・シュルツ氏に興味を持っていたのだ。
今回は、彼が主役。
ぜひ見なければと、楽しみにしていた。

私自身は、スターバックスは余り利用しない。
いつも混んでおり、私にとっては快適空間と言い難い。
それに、コーヒーより、おいしい水の方が好きだ。

しかし、今や売上高1兆円の世界的企業。
58の国と地域で1万7千店を持つ世界最大のコーヒーショップ。
それを、僅か30年で創り上げた男。
それが、ハワード・シュルツ氏だ。

「事業の目的は、お客の財布からお金を取ることではない。」
「お客との関係を確立させること、それが大事。」
「居心地のいい空間、それが世界に広がって行くと直感した。」

司会である村上龍氏の「理想の会社とは」の質問に、以下のように
答えていた。

「良心と魂を持った会社」
「しかし、私は理想主義者ではなく現実主義者。」
「ただ、理想を現実的に追っているだけ。」
「それは、利益追求と同時に、社会貢献も行うと言う事。」

これは、どこかで聞いた言葉だ。

そう、渋沢栄一が「論語と算盤」で説いていた考え方と同じだ。
倫理と経済は両立する、いや両立させなければならない。

さらに遡ると、孔子そのものの考えとも一致する。
東洋的な考え方の持ち主だったのだ。

そのため、アメリカには珍しく、従業員をとても大事にしている。
健康保険制度とストックオプション制度(自社株購入権)がその象徴。
それも、週40時間以上働くアルバイトまで対象としている。

これから、経営者に何が求められるのか、改めて確信した。
そして、それは、個人についても言える。
なぜならば、個人は自分という会社を経営する代表者だから。

これからも、スターバックスに注目して行きたい。

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2012年4月15日 (日)

家族でジムで大満足

昨日、家族全員で私の通っているジムへ行った。

ジムで家族用の優待券を、この時期3名分まで出してくれ、
無料で使用する事が出来たため、これを活用したのだ。

ただし、私以外に4名いたので、妻の分はゲスト扱いとし
利用料を支払った。

着替えた後、私が全館を案内した。
その後、各自分かれて、お好みのマシンへ。

皆まず、トレッドミルやエアロバイクへ向かった。
しかし、私は、随分前にこれらを使わなくなってしまったため、
利用方法を完全に忘れてしまっていた。

ここは、インストラクターに声を掛け、助けてもらった。
フリーウエイトの筋力トレーニングばかり行っている事が
この日は裏目に出てしまった。

私はその後、イタリアオペラのレッスンがあったため、
ジムを一足先に出た。

家族は、その後ストレッチを受け、プールで泳ぎ、最後に
サロンでゆっくりくつろいだとの事。

勘定を全て私に付けるように伝えたのを幸いに、
パンケーキやカモミールティ等を注文し、リッチな時間を
過ごしたようだ。

今回、家族を同行したのは、私がどういう所で心身を
メンテナンスしているか、まず理解欲しかった事がある。

その次に、皆にリラックスした時間を過ごしてもらい
英気を養って欲しかった。

帰宅してから聞いてみると、評判は上々だった。

これで、父親の株が少し上がったかも知れない。

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2012年4月14日 (土)

電車に置いて行かれる?

私の通うジムがある広尾で、いつも思う事がある。

ジムへ行く時は、日比谷線恵比寿駅で一番後ろの車両に乗り込む。
そうすると、広尾駅で降りてすぐに、出口へと通じる通路に
入れるのだ。

その通路を少し歩くと、地上へ続く階段がある。
通路の長さは、15m位だろうか。

降りて通路を歩き始めると、すぐに発車ベルが鳴り響く。

それを合図のように、必ず何人かが、その通路を
猛ダッシュで、向こうから走って来るのだ。

ほとんどの方が足元を確認せず、ひたすら電車を
見て走り込んで来る。
危ない事、この上なし。

ホームに向かって少し下り傾斜になっている。
そのため、つまずいてこけたら、勢いが付いている分
結構な打撲になるはず。

「待ってぇー。」と声を上げながら走って来る、中年のおば様を
これまで何人も見て来た。

次の電車を待っても、10分以内には到着する。
しかし、乗り遅れると損するかのように、走って来る。

でも、これが人間の普通の心理状態かも知れない。
置いて行かれるような気分になるのだろう。

ここで、発想転換出来る人は、素晴らしいと思う。

「次の電車に、悠々と間に合う時間に着いた。
どうぞ、先に行って下さい。」

そして、余裕を以て、次の電車に乗る。
急ぐ必要はない。

行き当たりバッタリで行動していると、走る事になる。

決めた時間に従い、ゆとりを以て行動する。
これは、人生の営みを同じだ。

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2012年4月13日 (金)

駆け巡るマゼラン銀河

南半球に輝く、マゼラン銀河。

アンドロメダ銀河と共に、よくSFに登場するお馴染みの銀河だ。

昨日、仕事に疲れてテレビを付けたら、NHKEテレで
ちょうど「コズミックフロント」が始まる所だった。

テーマは、「マゼラン雲の正体を探れ」。

マゼラン銀河は、我が銀河系に最も近い銀河だ。
長い間、銀河系を周回する衛星銀河と言われていた。
それが、最新の研究で、そうではない事が判明したとの事。

マゼラン銀河は、夜空に輝く大きさが、実は満月20個分という
巨大な天体。
人類は100年以上にわたって、マゼラン銀河の正体を追い続けて来た。

番組は、南半球に設置された巨大望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡での
観測結果を克明に追っていた。

その結果分かったことは、マゼラン銀河は宇宙の彼方からやって
来て、銀河系を掠めて、再び宇宙の彼方に飛び去るであろうと
いう銀河であると言う事。

拭き流した長いガス状の帯の方向性とマゼラン銀河の移動速度を
計算した結果分かった。
凄いものだ。

そして、もうひとつ。
最新技術により、マゼラン銀河の星々の1粒1粒まで鮮明に捉える事が
出来るようになった結果、遙か130億年前の宇宙誕生まもない時代の
姿を残している事も分かった。
まさに、神秘に満ちた銀河だったのだ。

広大な宇宙に展開する、悠久な時間をたたえた一大ドラマ。
時空の果てに想いを馳せると、我が存在の奇跡を感じる。

「宇宙は生きている」

人間の英知を、遥かに超えた宇宙。
しかし、我々もその宇宙の一部だ。

いつかまた宇宙に戻る日まで、貴重な生命の火を燃やし続けたい。

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2012年4月12日 (木)

夕べに死すとも可なり

これは、論語の中の言葉だ。
:朝、仁への道が真に理解出来たなら、その夜に死んでもいい。

これは、孔子の覚悟を表わす一文と言われている。

仁とは、人を愛しむ心。

学問を深め、一生を掛けて仁の実現を探求し続けた孔子。
決して恵まれた境遇にいた訳ではないが、自分の信じる道を
歩き続けた。

日本人も、「道」という言葉が好きだ。
いろいろな所で使われている。

柔道、茶道、華道等。

ここで言う「道」とは、簡単に言うと「あり方」という事になる。
「あり方」は、自分の「生き方」に通じる。

新入社員研修で、「仕事道入門」というタイトルの研修を
担当している。

なかなか手強い研修だ。
なぜなら、講師の「仕事道」に対する見識の深さが問われるから。

仕事道は、前記に従うと、「仕事のあり方」という解釈になる。
しかし仕事をするのは、自分である。

という事は、「仕事の場での自分のあり方」、
さらに言うと、「仕事を通しての自分の生き方」という所まで
発展して来る。

そう、自分の生き方がはっきりしていないと、講師の側の軸が
ぶれてしまう。

しかし、だからと言って全てが見えている人等存在しない。
だから、謙虚になって、受講者の若者と、語り合い、気づき合い
お互いに何かを掴み合っていく事が大切だと考えている。

「仕事道は自分道に通ず」

自分と向き合う中から、道が拓かれて行く。
若者と話す中で、それを実感している今日この頃である。

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2012年4月11日 (水)

意思と能力

先日、アクアウォーキングをしている時、ふと頭を
かすめた事がある。

それが、意思と能力の関係。

マインドとスキルの関係と、言い換えてもいいかも知れない。

最近は、書店に行くと「○○力」と書かれた本が
たくさん出版されている。

確かに能力を高める事は重要である。
しかし、何を目的としてその能力を高めるのか、そこが
よく考えられていないと、真の成長に繋がらない。

つまり、人格形成にまで至らないと言う事だ。
表面的で一時的なノウハウの行使に止まってしまう。

これは、仕事をどう捉えるかとも関係するだろう。
何のために仕事をするのか。

更に言うと、仕事とは何か。

仕事を「役割」と捉えると、広い範囲に想いが及ぶ。
親としての役割、子としての役割、市民としての役割等。

役割を大きく捉える事で、その役割発揮のために必要と
される能力も、より視野を広げたものが要求される
事になる。

ここで、自らの意思を試される事になる。
どれだけ深く思考しているか。

それが自分の価値観の琴線に触れた時、限りない
意欲が沸いて来る。

そう、自分の価値観と繋がって、初めてその能力は
輝きを増して来る。

ダイヤモンドのように。
そして、それは一生輝き続ける。

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2012年4月10日 (火)

桜満開

Dsc_0023
自宅付近の桜が、満開だ。
一気に花開いた。
見事と言うしかない。

自宅マンション横に霧敷川と言う一級河川が流れている。
その両岸の桜が、特に素晴らしい。
しかし、数年前までは、今の比較にならない程
さらに見ごたえがあった。

その時期に、この河川の護岸工事が行われたのだ。
台風等の大雨の時に、時々決壊していた。
だから、底をすくって深くする必要があった。

我々が2003年に引越して来た後も、満水になった事が
何回かあった。
だから、工事はやむを得かった。

しかし、その時の代償が、川にたわわに張り出していた
枝を切る事。

護岸のために川岸に敷いたレールの上を移動する特殊クレーン
の作業の邪魔になってしまったのが運の尽き。

散髪してさっぱりしたのはいいが、溢れるばかりの
圧巻の景観は失われてしまった。

同じ事が、自宅マンション前の小学校の校庭でも発生した。
霧敷川に面した空き地の桜の木が、切り倒されてしまった。
器材置き場に、スペースが必要だったようだ。

その後、このスペースに、校舎が増設された。

桜は咲いた景観も素晴らしいが、散り際がまたいい。
桜の花びらが散るのを見る度に、自分の中に日本人を感じる。

今週末近くには、これらの桜も散り始めるのだろうか。

桜が葉桜になって新たな緑の装いに変わるのに合わせ、
私もまた、進化して行きたいと思う。

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2012年4月 9日 (月)

過ぎたるは及ばざるが如し

「過ぎたるは及ばざるが如し」

これは、論語の中の有名な言葉。

少しやり過ぎる位の方が、むしろ良いのではと思うが、
孔子は中庸を好ましいと考えた。

つまり、バランスが取れている状態だ。

しかし、このバランスが難しい。
基準になるものが、いつも見えているとは限らないからだ。

最近、イタリアオペラの予習に熱が入り過ぎてしまった。
次に習う課題曲を、先にYouTubeで聴き、自分で練習した。
良かれと思って行ったが、これがまずかった。

先生から、予習して来ないように言われてしまった。
私本来の声が、出て来なくなってしまっている事がその理由。

他の方の歌を聴いているうちに、それに影響され、曲の
イメージが固定化され、広がりが失われてしまったようだ。
それに伴い、声も小さくまとまってしまっていると。

難しいものだ。
聴いていると、知らず知らずの内に、影響を受けてしまうのだろう。

これからしばらくは、YouTubeを聴くのはやめにしよう。

イタリア語の歌詞を読むのは、いくらやってもいいとの事。
イタリア語の勉強にもなるので、今後は発音練習も兼ねて
歌詞を読む事に専念しよう。

でも、このように助言者がいて下さると助かる。
自分では、基準が分からずにやってしまう事がある。

これからも、アドバイスは真摯に受け止め、努力を
重ねて行きたい。

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2012年4月 8日 (日)

魚の名前を覚えるぞ!

パラオへダイビングに行くと決めた途端、心身が脱皮を始めた。

スキルのレベルを上げるため、自動的に対策行動に移り始めたのだ。
手始めは、魚の名前を覚える事。

勝手に体が書店に向かった。
そこで、海水魚の図鑑を探し始めた。
しかし、初めて見る書棚だったため、目的の本がどこにあるか
よく分からない。
何がいいかも、ピンと来ない。

帰宅して、いつもお世話になっているダイビングインストラクターの
Fさんへメールした。

後日、返事に従い、以下の図書を購入した。
「日本の海水魚」「海の甲殻類」「サンゴ礁の生きもの」

さっそく、これまでの75本潜った際の記録と図鑑を照らし合わせた。
Fさんが、出会った魚を、その都度教えてくれていたのだ。
ただ、私に覚える気が、余りなかっただけ。

全部チェックし終わるのに、何と6時間掛ってしまった。
気づいたら、それだけの時間が経過していた。
お陰で、この作業だけでも、結構覚える事が出来た。

ウミウシの情報が足りなかった。
今日、追加で、以下の本をアマゾンに注文した。
「かわいいウミウシ」「ウミウシ―不思議ないきもの」

これらは、ウミウシが好きで奄美大島へ移住したという
今本淳さんが著した図鑑。

ここまで、僅かな時間で辿り着いた。

ほとんど、無意識行動。
どんどん、体が動いて行く。

4月以降のダイビングからは、ディープダイビング等のスペシャルティ
コースを受講する事になった。
次は、ダイビングスキルのバージョンアップだ。

逆らわず、このまま突き進みたい。

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2012年4月 7日 (土)

「学ぶ」ということ

「学ぶ」という二文字を聞くと、大抵は学校で勉強するという
イメージが頭に浮かぶのではないだろうか。

「教えてもらう」「授かる」そして「覚える」と。

辛く、面白くなく、出来れば避けたいもの。
これが、正直な気持ちだろう。

我々は、こういう環境下で育てられて来た。

しかし、「学ぶ」事は、本来楽しいものであるはずだ。
なぜならば、知らない事を「知る」という事だから。

さらに言うと、「知って」何かに「感動」する事だから。

こう考えて行くと、学びは、どこででも得られるという事になる。
教室の中に閉じ込められているから嫌になるのだ。

学びとは、未知への挑戦の中で得られる宝物。
それは、生きている喜びを与えてくれる。

好奇心に駆られ、何かに触れ、面白いと思う。
これが、まさに学びの第一歩だ。

こう考えると、道端の石ころを見ても、学びを得る事が出来る。
地球の一部と捉えると、限りなく発想が広がる。

「何だろうと興味を持つ」「考える」そして「気づく」と。

この繰り返しで、人は本当の意味で成長して行く。
誰からの指図も不要だ。

仕事も遊びも、全て学びに繋がる。
要は、どういう意識でそれに取り組んでいるかだ。

自分を大切に思い、自分を鍛える意欲があるならば、
全てが学びに通じる。

気持ちを大きく持ち、自分が興味を持ったものから始めよう。
それが、やがては魂の大流に繋がって行く。

クールヘッドにウォームハート。

冷静に、そして熱く、あらゆるものから学びを得て行きたい。

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2012年4月 6日 (金)

日本体育大学女子「集団行動」を見て

先日、テレビ朝日「トリハダマル秘スクープ」で素晴らしい演技を見た。

その演技とは、日本体育大学の「集団行動」。
それも女子による演技だ。

長い「集団行動」の歴史の中で、女子だけによる演技は、
初めてのチャレンジとの事。

昨年、これから取組むという時の映像を、やはり同番組で見た。
その時は、大丈夫?という感じだった。
でも、見事にやり遂げていた。

45名の、これだけ息のあった行進・行動をするために、
一体どれだけの時間を要しただろうか。

番組では、厳しい練習の様子を伝えていた。
でも、多分そんな程度ではなかっただろう。
何しろ、規律を守って、1日に何十キロも歩いたと言うのだから。

ここまで来ると、肉体の限界を超え、精神の限界との戦いだ。
大抵「心」のリミッターが先に働いてしまう。
私は何でこんな事をやっているのだろうかと。

ここが大事な点だ。

「意味づける」

自分の中で、確固たる目的意識がないと、砕け散る事になる。
そして、その目的の内容により、得るものも違って来る。

この「集団行動」で、彼女達はそれぞれ何を得たのだろうか。
とても興味深い。

現在、各企業の新入社員研修を講師として行っている。
しかし、そこでは「集団行動」のような、特訓は行っていない。

でも、「修練」という名の下に、ジレンマ状態の中で、どう行動すれば
よいかという課題を、徹底的に考え、発表してもらっている。

「行動に帰結しなければ意味がない」

「集団行動」または「修練」の場で得た気づきを、ぜひこれからの
仕事人生の中で、行動として明確に表わして行って欲しいものだ。

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2012年4月 3日 (火)

スーパープレゼンテーション

昨日から、NHKEテレで「テレビでイタリア語」の新シリーズが始まった。
改めて、仕切り直しのため、イタリア語を勉強し直す事にしたのだ。

22:25から始まり、終わったのが22:50。
そのまま、何気なくEテレを見ていたら、23:00から「スーパープレゼンテーション」
なる番組が始まった。

「これは何だ。」

そう思いながら見始めたら面白く、最後まで見てしまった。

この番組、ネットで調べたら、以下のとおり案内されていた。

・NPOのTEDによって行われている新しい形の会議のトークがこの度登場します。
・メインイベントとして毎年カリフォルニアで行われるTED(テッド)会議。
・テーマは、ゆるやかに科学、エンターテイメント、そしてデザイン。
・TED( Technology, Entertainment, Design)
・さらには地域やテーマ別、教育施設や社会問題等様々。
・新しいオリジナルなアイディアをもった世界中の人々の生の声に耳を傾けて
みて下さい!
・TEDのアイディアで自分の身の回りから、世界を変えていきましょう!

これは興味深い。

確かに、今回登壇されたお二人のプレゼンテーションは、気取る事なく
分かり易い内容と口調で、思わず引き込まれてしまった。

お二人とは、次の方々。

ハンス・ロスリング
スウェーデン・ウプサラ市出身の医師、公衆衛生学者。
テーマ:「増え続ける世界人口」

マット・カッツ
2000年、大手インターネット検索会社グーグルに入社。ソフトウェアエンジニア。
テーマ:「30日間チャレンジ」

最後に、解説者から、「イメージのかけ橋(Build a mind bridge」という
アイデアの使え方のヒントも頂いた。

「難しい事を分かり易く伝える」

これは、私にとっても永遠のテーマだ。
これから、継続して見て行きたいと思う。

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2012年4月 2日 (月)

パラオの物語

昨夜、所在なくテレビのスイッチを入れたら、興味深い画面が
目に飛び込んで来た。

新聞で番組名を確認すると、「世界の秘境・辺境でがんばる日本人」と
なっていた。

途中からだったので、全部見た訳ではない。
しかし、その活動には、目を見張るものがあった。
皆、使命感に満ち溢れている。

・アフリカジャングルに住む狩猟民族を18年守る肝っ玉母さん
・カンボジアでエイズ患者に人生捧げた熱血47歳看護師
・タイ山奥貧困村の子どもに絵本読む全盲28歳女性
・タンザニアに25年!弟子2000人、革命児と呼ばれる男
・豪雪国カナダのダイナマイト仕事人
・パラオ無人島を開拓

どなたも、素晴らしい人生を切り開いている。
勇気が必要とされるだろう。以前も、そして現在も。
ご苦労は、計り知れないものがある。

このような方々が、我々の知らない世界の地で、活動されて
いる姿を見ると、本当に頭が下がる思いがする。

番組の中で、私の関心が一番高かった方は、パラオ無人島を
開拓した岸川至(きしかわ いたる)氏だった。

今や世界で有名なダイビングスポットであるパラオ。
それらを作り上げたのが岸川氏だと言う事を、今回初めて知った。

「ブルーホール」「ブルーコーナー」などの有名スポットを開発。
パラオで初めてのダイビングサービスをスタートさせ、
1979年、カープ・アイランド・リゾートを開業した。

今や、ダイビング愛好家のメッカとなっている。

漠然と、いつかはパラオへ行ってみたいと思っていた。
しかし、これで明確な目標が出来た。

岸川氏に会いに行くのである。
そこから、また「生きる」そして「楽しむ」ヒントが得られる気がする。

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