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2012年4月 6日 (金)

日本体育大学女子「集団行動」を見て

先日、テレビ朝日「トリハダマル秘スクープ」で素晴らしい演技を見た。

その演技とは、日本体育大学の「集団行動」。
それも女子による演技だ。

長い「集団行動」の歴史の中で、女子だけによる演技は、
初めてのチャレンジとの事。

昨年、これから取組むという時の映像を、やはり同番組で見た。
その時は、大丈夫?という感じだった。
でも、見事にやり遂げていた。

45名の、これだけ息のあった行進・行動をするために、
一体どれだけの時間を要しただろうか。

番組では、厳しい練習の様子を伝えていた。
でも、多分そんな程度ではなかっただろう。
何しろ、規律を守って、1日に何十キロも歩いたと言うのだから。

ここまで来ると、肉体の限界を超え、精神の限界との戦いだ。
大抵「心」のリミッターが先に働いてしまう。
私は何でこんな事をやっているのだろうかと。

ここが大事な点だ。

「意味づける」

自分の中で、確固たる目的意識がないと、砕け散る事になる。
そして、その目的の内容により、得るものも違って来る。

この「集団行動」で、彼女達はそれぞれ何を得たのだろうか。
とても興味深い。

現在、各企業の新入社員研修を講師として行っている。
しかし、そこでは「集団行動」のような、特訓は行っていない。

でも、「修練」という名の下に、ジレンマ状態の中で、どう行動すれば
よいかという課題を、徹底的に考え、発表してもらっている。

「行動に帰結しなければ意味がない」

「集団行動」または「修練」の場で得た気づきを、ぜひこれからの
仕事人生の中で、行動として明確に表わして行って欲しいものだ。

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