過ぎたるは及ばざるが如し
「過ぎたるは及ばざるが如し」
これは、論語の中の有名な言葉。
少しやり過ぎる位の方が、むしろ良いのではと思うが、
孔子は中庸を好ましいと考えた。
つまり、バランスが取れている状態だ。
しかし、このバランスが難しい。
基準になるものが、いつも見えているとは限らないからだ。
最近、イタリアオペラの予習に熱が入り過ぎてしまった。
次に習う課題曲を、先にYouTubeで聴き、自分で練習した。
良かれと思って行ったが、これがまずかった。
先生から、予習して来ないように言われてしまった。
私本来の声が、出て来なくなってしまっている事がその理由。
他の方の歌を聴いているうちに、それに影響され、曲の
イメージが固定化され、広がりが失われてしまったようだ。
それに伴い、声も小さくまとまってしまっていると。
難しいものだ。
聴いていると、知らず知らずの内に、影響を受けてしまうのだろう。
これからしばらくは、YouTubeを聴くのはやめにしよう。
イタリア語の歌詞を読むのは、いくらやってもいいとの事。
イタリア語の勉強にもなるので、今後は発音練習も兼ねて
歌詞を読む事に専念しよう。
でも、このように助言者がいて下さると助かる。
自分では、基準が分からずにやってしまう事がある。
これからも、アドバイスは真摯に受け止め、努力を
重ねて行きたい。
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