「学ぶ」ということ
「学ぶ」という二文字を聞くと、大抵は学校で勉強するという
イメージが頭に浮かぶのではないだろうか。
「教えてもらう」「授かる」そして「覚える」と。
辛く、面白くなく、出来れば避けたいもの。
これが、正直な気持ちだろう。
我々は、こういう環境下で育てられて来た。
しかし、「学ぶ」事は、本来楽しいものであるはずだ。
なぜならば、知らない事を「知る」という事だから。
さらに言うと、「知って」何かに「感動」する事だから。
こう考えて行くと、学びは、どこででも得られるという事になる。
教室の中に閉じ込められているから嫌になるのだ。
学びとは、未知への挑戦の中で得られる宝物。
それは、生きている喜びを与えてくれる。
好奇心に駆られ、何かに触れ、面白いと思う。
これが、まさに学びの第一歩だ。
こう考えると、道端の石ころを見ても、学びを得る事が出来る。
地球の一部と捉えると、限りなく発想が広がる。
「何だろうと興味を持つ」「考える」そして「気づく」と。
この繰り返しで、人は本当の意味で成長して行く。
誰からの指図も不要だ。
仕事も遊びも、全て学びに繋がる。
要は、どういう意識でそれに取り組んでいるかだ。
自分を大切に思い、自分を鍛える意欲があるならば、
全てが学びに通じる。
気持ちを大きく持ち、自分が興味を持ったものから始めよう。
それが、やがては魂の大流に繋がって行く。
クールヘッドにウォームハート。
冷静に、そして熱く、あらゆるものから学びを得て行きたい。
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