宇宙の渚
4/22(土)にNHK総合で放映された「宇宙の渚」。
やっと昨日、ビデオを見る事が出来た。
そもそも、宇宙の渚とは何か。
何ともロマンチックなネーミング。
でも、その実態が分からない。
そんな疑問を抱きながら、食い入るように見た。
番組では、次のように解説していた。
青い空が漆黒の宇宙へと変わる、高度十数キロ~数百キロ。
そこに、宇宙でも地球でもない世界がある。
流星が飛び交い、オーロラが輝くその場所を、「宇宙の渚」と
名付けよう。
続いて、こう説明していた。
1961年、人類初の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンが
「地球は青かった」と言った時から、私たちは地球を、
宇宙から隔絶された要塞のように捉えてきた。
あれから50年、地球が宇宙との間で絶えず様々な物をやりとり
していて、 それがオーロラや流星といったスペクタクルを
起こしていることが明らかになってきた。
地球と宇宙の境目は、コンクリートの堤防ではなく、多くのものが
ゆるやかに行き来する、まさに「渚」だったのだ。
そのやりとりのひとつとして、今回は「謎の閃光 スプライト」を
取り上げていた。
スプライトとは、雷が発生した時、雷雲から大気光に向かって
駆け上る光りの事を指す。
その存在も含め、それが何か長い間謎だった。
今回、その実態を、観測に協力したNHKの超高速カメラが
捉えていた。
巨大な電気の柱、そんなイメージだった。
この後も、シリーズとして放映されるとの事。
興味深く、見詰めて行きたい。
| 固定リンク
コメント