意思と能力
先日、アクアウォーキングをしている時、ふと頭を
かすめた事がある。
それが、意思と能力の関係。
マインドとスキルの関係と、言い換えてもいいかも知れない。
最近は、書店に行くと「○○力」と書かれた本が
たくさん出版されている。
確かに能力を高める事は重要である。
しかし、何を目的としてその能力を高めるのか、そこが
よく考えられていないと、真の成長に繋がらない。
つまり、人格形成にまで至らないと言う事だ。
表面的で一時的なノウハウの行使に止まってしまう。
これは、仕事をどう捉えるかとも関係するだろう。
何のために仕事をするのか。
更に言うと、仕事とは何か。
仕事を「役割」と捉えると、広い範囲に想いが及ぶ。
親としての役割、子としての役割、市民としての役割等。
役割を大きく捉える事で、その役割発揮のために必要と
される能力も、より視野を広げたものが要求される
事になる。
ここで、自らの意思を試される事になる。
どれだけ深く思考しているか。
それが自分の価値観の琴線に触れた時、限りない
意欲が沸いて来る。
そう、自分の価値観と繋がって、初めてその能力は
輝きを増して来る。
ダイヤモンドのように。
そして、それは一生輝き続ける。
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