人生を変える生きがいの法則
毎日配信されて来る致知出版社のメーリングに、
ある新刊本が紹介されていた。
それが、「人生を変える生きがいの法則」。
出張に出る時間の隙間を縫って、書店で立ち読みした所、
面白そうな内容だったので、そのまま購入した。
魂の世界が存在する。
その世界から現世に来るとき、皆、人生設計書を書き、
許可を受けて生まれて来る。
この世の出来事は、すべて自分が望んだもの。
それに立ち向かう事で、自分が望んだ真の成長が得られる。
魂の存在を信じ、来世の自分に繋がる生を全うして欲しい。
多少意訳が入っているかも知れないが、このように
受け止めた。
「心の法則」という記述もあった。
人間は、心こそが本質である。
それは強いエネルギーであり、心は現象化するとあった。
つまり、念ずれば通じるという事。
何事も前向きに考え、努力する過程を大事にする。
ゴールは次のスタート、そう考えると総てがプロセスとなる。
幕末の儒者であった、佐藤一斎の言葉が紹介されていた。
「若くして学べば、壮にして為すあり
壮にして学べば、老いて衰えず
老いて学べば、死して朽ちず」
著者である伊藤幸男氏は、この3行目を名刺の裏に
印刷しているとの事。
肉体は滅んでも、学んだ事は魂に受け継がれ、再び
肉体に宿って行く。
それが、人格や能力の基盤となって現出する。
自分を信じ、自分を極めて行く尊さを改めて感じた。
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