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2012年5月29日 (火)

人生を変える生きがいの法則

毎日配信されて来る致知出版社のメーリングに、
ある新刊本が紹介されていた。

それが、「人生を変える生きがいの法則」。

出張に出る時間の隙間を縫って、書店で立ち読みした所、
面白そうな内容だったので、そのまま購入した。

魂の世界が存在する。
その世界から現世に来るとき、皆、人生設計書を書き、
許可を受けて生まれて来る。

この世の出来事は、すべて自分が望んだもの。
それに立ち向かう事で、自分が望んだ真の成長が得られる。
魂の存在を信じ、来世の自分に繋がる生を全うして欲しい。

多少意訳が入っているかも知れないが、このように
受け止めた。

「心の法則」という記述もあった。
人間は、心こそが本質である。
それは強いエネルギーであり、心は現象化するとあった。

つまり、念ずれば通じるという事。
何事も前向きに考え、努力する過程を大事にする。
ゴールは次のスタート、そう考えると総てがプロセスとなる。

幕末の儒者であった、佐藤一斎の言葉が紹介されていた。

「若くして学べば、壮にして為すあり
壮にして学べば、老いて衰えず
老いて学べば、死して朽ちず」

著者である伊藤幸男氏は、この3行目を名刺の裏に
印刷しているとの事。

肉体は滅んでも、学んだ事は魂に受け継がれ、再び
肉体に宿って行く。
それが、人格や能力の基盤となって現出する。

自分を信じ、自分を極めて行く尊さを改めて感じた。

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