豊田市美術館でのひと時
一昨日から豊田市に来ている。
しかし、昨日は仕事の都合で、終日時間が空いてしまった。
でも、これを機会と捉え、豊田市を知る日に当てた。
ホテルにチェックインした際、頂いた駅周辺マップを頼りに
昼少し前から探索に出た。
まずは、駅前へ。
銀行で用を足したり、デパートを散策た後、目に入ったジム
に入り見学をさせて頂いた。
その後、かなり歩いて豊田市美術館へ。
行って驚いたが、建物自体が素晴らしい芸術品だった。
ゆったりとした空間に庭園と池が効果的に配置され
現代的な佇まいに、自然と一体となるような工夫がされていた。
企画展として、ベルギーの画家であるジェームズ・アンソール展
が開催されていた。
副題が「写実と幻想の系譜」とあったように、独創的な作風だった。
2階に上がり、テラスのようになった先に別館があった。
高橋節郎(たかはしせつろう)館である。
漆工芸作家との事だったが、私は初めて知った方だった。
展示室に一歩足を踏み入れた瞬間、別世界へ行ったような感覚
に襲われた。
素晴らしい蒔絵の数々。
黒と金のコントラストが、何とも言えない深い味わいを
醸し出していた。
その後、雨上がりの広い庭園を散策。
水中で円を描く噴水、童子苑(どうじえん)、又日亭(そうじつてい)
七州城(しちしゅうじょう)隅櫓を巡った。
距離にして、結構歩いたと思う。
ホテルへ帰って来たら、17時過ぎだった。
いい日を過ごす事が出来た。
これでまた、心が豊かになった。
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