食事は美術館のレストランで
一昨日、豊田市美術館へ伺い、素晴らしい作品に触れて来た。
しかし、その際、ひとつだけ出来なかった事があった。
それが、レストランで食事をする事。
広いテラスを望むそのレストランは、とても居心地が
良さそうだった。
何としても、もう一度訪れたい。
その想いを、昨日の昼、実現させた。
午前の部の研修が終わり、午後の部が始まるまで2時間あった。
その時間を活用して行って来たのだ。
ホテルへ大急ぎで戻り、自転車を借りて駆け付けた。
晴天の空に、ほほに当たる風が心地よい。
レストランは、既に混み始めていた。
やはり、結構人気があるようだ。
入ってふと見ると、今日はテラスにも1つだけテーブル
がセットされていた。
「あの席でも、いいですか。」
「少し風がありますが、よろしいでしょうか。」
「全く気になりません。」
と言う事で、外の席をゲット。
確かに少し風があり、ナプキンが飛んだりしたが、
シュガーポット等で押さえて、事なきを得た。
しかし、それ以上に、とても気持ちが良かった。
空はどこまでも青く、木々の緑が目に滲みる。
テラスに設置された鏡の作品を通して、斜め後ろにある
大池の、水中噴水の白い泡の輪も見えた。
素晴らしいひととき。
美術館での食事そのものも、作品のひとつかも知れない。
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