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2012年6月14日 (木)

IL DIVO(イル・ディーヴォ)の歌声

IL DIVO(イル・ディーヴォ)の歌声を、初めて聴いた。
兵庫県の実家に帰省する際に乗った、新幹線グリーン車の
オーディオサービスで。

IL DIVOとは、2004年11月、イギリスでデビューした
男性4人組のヴォーカル・グループ。

オペラの発声で、ポピュラー音楽を歌うクラシカル・
クロスオーバーを得意分野としている。
彼らは、自分たちの音楽をポペラ(ポップ+オペラ)と呼んでいる。

2006年に、FIFAワールドカップ会場で歌い、世界的に有名となった。
しかし、私は、実は最近までこの事実も知らなかった。

透き通った、伸びやかな声。
バリトンとテノールの声が共鳴し合う、素晴らしい演奏。
それぞれが、特徴のある声を持っている。

それも、そのはず。
国籍が、全員違う。
アメリカ人、フランス人、スイス人、スペイン人

母国語も、多分全部違うのだろう。
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語

育った環境も違う。
価値観も違う。
その4人が、よく1つのグループになったものだ。

苦労もあった思う。
しかし、それを乗り越えた結果、あのハーモニーが
出来上がったのではないだろうか。

本当の事は、分からない。
でも、歌を聴いて、その姿が瞼に浮かび上がって来た。

機会があったら、改めてじっくりと聴いてみたい。

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