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2012年6月30日 (土)

福井は今日も晴れだった

久しぶりに福井へ来た。

毎年、この時期に訪れるが、来慣れると懐かしい
感じがするから不思議だ。

福井に来ると、いつも楽しみにしている事がある。
それは、焼きさば寿しと鯛焼きを食べる事。

お目当ての焼きさば寿しは、駅近くの店に置いてある。
数が限定されているので、いつもあるとは限らない。

「焼きさば寿しはありますか。」
「残り2個です。」
「危ないところでしたね。」

こちらは、無事手に入れた。

鯛焼きも、行きつけの店がある。

「白い鯛焼きにしますか、普通のにしますか。」
「伝統的な方にして下さい。」

ここは、白い鯛焼きも置いてある。
ピスタチオを主原料にしている。

「いつも、出張の度に頂いているよ。」
「どこからいらしているのですか、」
「さいたま市からだよ。ここの鯛焼きを食べるのも
来ている目的のひとつだよ。」
「ありがとうございます。」

お互いに、笑顔がこぼれる。

そう言えば、焼きさば寿しの若い女性店員さんからも
お店の携帯電話番号を書いたカードを頂いた。

電話してくれれば、1個からでも取り置きしておくから
という事であった。

「幸せは、皆で作るもの。」

これからも、語らいを大事にして行きたい。

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2012年6月29日 (金)

これが経営哲学か

昨日のカンブリア宮殿は、日本航空名誉会長である
稲盛和夫氏だった。

稲盛氏は、現存する「経営の神様」と言われている方。
その洞察は深く、小手先のノウハウではなく、
まさに経営哲学で経営されている。

これまでも、数冊の著作を読ませて頂いた。
「生き方」「働き方」「アメーバ経営」等。

どれも、自らの人生観に裏づけられた含蓄に満ちた
言葉で溢れていた。
その方が、今回、改めて日本航空の再生を語った。

日本航空は、2010年1月19日に経営破綻した。
負債総額2兆3000億円で、銀行を除き戦後最大の倒産。
上場廃止。この段階で、株券は紙切れと化した。

その後、企業再生支援機構が、3500億円出資。
関係金融機関は、5215億円に及ぶ債権を放棄した。
社会に対し、たいへんな借りを作った事になる。

そこへ、稲盛氏登場。

「自分の非を認めて学ぶ「素直な心」がないと人間の進歩はない。」

JALフィロソフィーを作り、全社員に配付、研修受講を
義務づけた。
一人ひとりの、心からの再生を目指したのだ。

「美しい心をもつ」「土俵の真ん中で相撲をとる」
「一人ひとりがJAL」「売上を最大に、経費を最小に」
「真の勇気をもつ」「昨日よりは今日、今日よりは明日」
「常に謙虚で素直な心で」

植木義晴社長が、番組の中で稲盛氏の人柄をこう語っていた。
「誰にも負けない努力を50数年続けてきた事が感じられる。」

2012年3月期決算は、過去最高益である営業利益2049億円。
2年での再生は、見事と言うしかない。

しかし、本番はここからだ。
2年で、本当に人の心は変わるのか。
稲盛氏が言っていたように、人の心は移ろい易い。
そのため、「経営者は従業員の心を掴め」と。

実は、稲盛氏は、カンブリア宮殿に2006年10月16日出演されていた。
そこで、仰っていたリーダーの条件とは、以下の通り。

「経営者になりたい人は、自己犠牲を払ってでも社員や
お客様を大事にしようとする気持ちが大事。」
「自己犠牲を厭わない人間性を持った人でなければ経営者に
なってはいけない。」

今も、全く軸がぶれていない
さすがだ。

そして、今回、こう言い加えていらした。

「リーダーに必要なのは、誠実な人柄と逆境に立ち向かう意志」

稲盛氏は、1997年9月、京都の円福(えんぷく)寺で得度され
「大和(だいわ)」という僧名を得ている。
現在、在野のお坊さんなのだ。

これからの経営者は、自らの経営哲学を持つ事を
強く求められている。
これを改めて、思い知らされた。

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2012年6月28日 (木)

美味しい「手焼き津軽せんべい」

昨日、弘前の町並みを自転車で散策していた時、立ち寄って
食べたものがある。

それが、「手焼き津軽せんべい」。

見た目は、南部せんべいに似ていた。
最初、お店の前を通り過ぎたが、目に入ったせんべいが
妙に残像として脳裏に残った。

再度売り場に戻ると、お店の方がだまって試食の蓋を開けてくれた。
作務衣を来た職人さんだった。
引き込まれるように、せんべいの小片を口に運んだ。

「これは美味しい。」

思わず、口を突いて出た。
でも、まだ散策の途中だったため、1枚だけ買い求めるに止めた。
割れやすいためだ。

今日、仕事が終わって駅へ戻った時、どうしても欲しくなった。
でも、そのお店に行く時間はない。

待合室に併設されたキオスクをふと見ると、「手焼きせんべい」
の文字が目に入った。

「昨日食べたせんべいは、「中畑手焼きせんべい本舗」さんの品でした。
これは、製造者が「小山 悟」さんとなっていますが、如何でしょうか。」
「この手焼きせんべいを始められたのは、先代の小山さんでした。
今は、2代目の方が焼いておられます。」
「なるほど、商品開発者の家系ですね。」

6枚組となっていたので、量的にもちょうどいい。
いろいろ種類があった。
クルミ入り、アーモンド入り、ピーナッツ入り、ピスタチオ入り。

迷わずピスタチオ入りを買った。

津軽せんべいは、南部せんべいに比べて生地が厚く、その分
ふっくらしている。
その生地の中に、各種の豆が仕込まれているのだ。

新幹線の中で、2枚頂いた。
残りは、帰宅してから、妻と共に頂こうと思う。

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2012年6月27日 (水)

弘前探訪

仕事の関係で、今日から弘前に来ている。

青森までは何度か来た事があるが、弘前は初めての訪問。
初めて場所の場合、これまでも出来るだけ事前に
現地を視察して来た。

当地で活動するとなると、やはり話題作りのため現地通
になって置く必要がある。
それも、活きた情報でだ。

今日も早く家を出て、昼少し前に弘前へ到着した。
着いてすぐに訪ねた所が、観光案内所。

「初めてお伺いしたため、右も左も分かりません。」

若い女性の担当者の方が、観光地図を広げ、見所を
丁寧に教えてくれた。

「これらを、どのような手段で回ればいいですか。」
「自転車をお貸ししています。」
「それはいい。小回りが効きますね。」

ホテルに早めにチェックインした後、私服に着替え、
さっそく市内へ出向いた。
弘前城、津軽藩ねぷた村、青森銀行記念館、長勝寺等

13時30分に駅前を出発し、自転車を返したのが16時30分。
3時間で合計20箇所を訪問した。
よく回ったものだ。

しかし、一番印象に残ったものは、実は見学した施設
ではなかった。

自転車で走っている間、見え隠れしていた岩木山。
この秀麗なる姿が、最も強く瞼に残っている。

多分、当地にお住いの方々も、同じ想いなのでは
ないだろうか。

明日、さっそく私の感想を皆さんに述べてみたい。

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2012年6月26日 (火)

天文宇宙検定へ向けて発進

10月の天文宇宙検定1級受験へ向け、いよいよ勉強を開始した。

開始したと言っても、昨年受けた3級と2級のテスト結果を、各々の
テキストで見直しでいる程度だが。

1年経つと、やはり忘れてしまう。
ああ、こんな事もあったなと、懐かしく思い出している。
まずは、頭のエンジン始動だ。

1級の内容は、甘くはない。
理工系大学で学ぶレベルの天文学・宇宙物理学となっている。
相手にとって、不足はない。

これに合格すれば、「天文宇宙博士」の称号がもらえる。
現在は、「星空博士」(3級)、「銀河博士」(2級)だ。

なぜ、天文宇宙検定を目指す事になったのか。
それは、奄美で満天の星空を見て、改めて宇宙に対する
興味を掻き立てられたからだ。

少年の頃、家族で見上げた満天の星。
学生の頃、北海道のバイト先の牧場で初めて目にした銀河系。
そして、奄美で見た全天球に輝く星々。

これらの感動を何か形に残したい。
そう思っていた所に、天文宇宙検定が目に止まった。
確か、日経新聞に案内が掲載されていたのだ。

昨年、試験が行われた学習院大学の部屋は、
いろいろな方で溢れていた。

下は小学生から、上はご高齢のおじ様まで。
親子で受けに来ている母と子も居て、微笑ましかった。

皆、それぞれの想いで受けに来たのだろう。

1級のテキストは、7月上旬に発売される。
それまでに、3級と2級のテキストを再度把握し直したい。

そして、一気に加速だ。
想いは、既に星空の彼方へと飛んでいる。

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2012年6月25日 (月)

近代五種という競技

先週のTBS「情熱大陸」は、ロンドン五輪近代五種日本代表の
黒須成美選手(20)だった。

この近代五種という種目、日本では全くマイナーな競技。
それもそのはず。
軍人に求められる運動能力を競技にしたものだからだ。

フェンシング、水泳、マラソン、ピストル、乗馬という5種類を
1日でこなすという過酷な種目。
でも、結構面白そう。

日本の競技人口は、男女合計で50~60名。
女子で5種目出来るのは、5名だけだそうだ。
その中で、彼女はダントツの成績を収めている。

2011年のアジア選手権で6位に入り、ロンドン五輪出場権を獲得した。

しかし、彼女が、現在トレーニングしているのは韓国。
日本で練習場が震災で被災し、練習出来なくなってしまった。
そこへ、以前から知っていた韓国のコーチが呼んでくれたとの事。

テレビは韓国での過酷な練習風景を放映していた。
何せ、韓国の男子トップ選手の中に入っての練習。

単身で韓国へ渡り、全て自費で賄う生活。
頼る人が誰もいない。必然的に韓国語も独学。

でも、明るい。

「私の特技は、気持ちの切り替えが早い事です。」

これは凄い。
鬼のようなコーチの下で、だから頑張れるのだろう。
並の人間では、とてもついて行けない。

世界で「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれている競技。
オリンピックで、果たしてどこまで頑張れるのだろうか。

身近に迫ったロンドン五輪。
心から応援したい選手が、また1人増えた。

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2012年6月24日 (日)

セルフコントロールの難しさ

先日、奄美から帰って来て、なかなか調子が上がらない。

仕事の基礎を固めるための、地道な作業をしている事もあるが、
それだけではなさそうだ。

それだけ、今回のダイビング100本達成は、自分の中で大きかった
のかも知れない。
一種の虚脱状態。

昨日のイタリアオペラのレッスンも、先生には一定のご評価を
頂いたが、自分としては不出来だった。

途中で腹筋が緩み、音程は維持されていたものの、響き渡る音を
出す事が出来なかった。

これまで、自分では、セルフコントロールが結構出来ている方だと
思っていたが、この思いが少し崩れた。

このような時、効き目があるのが、ジムでのトレーニング。
昨日も、レッスンの後ジムへ出向き、コアトレーニングを行った。

しかし、その後も気分が充実しない。
スイッチが入らないのだ。

ここは、無理をしない方がいいのかも知れない。

一種の緊張状態から精神が解放された状態。
自律神経が、心身のリラックスを求めているのだろう。

幸いにして、現在急ぎの仕事は入っていない。
体の要求するまま、アイドリングの状態で数日過ごしたいと思う。

今日もジムへ行くが、ストレッチで体をほぐすレベルに止めよう。
歌の練習もするが、曲想を追う程度にしておこう。

これも、セルフコントロールにひとつだろう。

「過ぎたるは及ばざるが如し」

バランスを取るという事は、本当に難しい。

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2012年6月22日 (金)

ソウル・サーファー

MOVIXカードで溜めたポイントが、今日で失効となってしまう。
その防止も兼ね、前から興味を持っていた映画を、今日観て来た。

それが、「ソウル・サーファー」。

ハワイを舞台に、サメにより左腕を失った美少女が、プロサーファーとして
復活し、成長していく姿を追った映画である。
フィクションではなく、実話に基づいている。

まず、目を惹かれたのが、健康美溢れる女優のアナソフィア・ロブの演技だった。
彼女も、実際にサーファーとの事。

撮影に先立ち、本人であるベサニー・ハミルトン氏と生活を共にし、その考え方・
生き方を学び、演技に活かした。
サーフィンも、ハードなトレーニングを積み、コアトレーニングまで行った。

その効果が実り、とても爽やかで、闘志溢れるサーファーを感じる事が出来た。

同じ海を愛する者として、サメの恐怖はやはりある。
私も潜っていて、サメに会った事がある。

ウミヘビにも、よく出会う。
その猛毒は、ハブの20倍と言うから、噛まれたら一瞬で昇天だ。

でも、一度海の魅力を知ったら、それでもなお行きたくなる。

ベサニーも、サーファーとしての挫折感を味わいながら、しかし海に戻って行った。
やはり、そこが自分の生きる場所と悟ってだ。
それも、プロサーファーとして。

ここが凄い所。

腕を失って、初めて気づいた。
「自分だけのサーフィン」の世界から、「人々を励ますサーフィン」の世界がある事を。
タイの津波災害の現場で、ボランティア活動した事が転機となったようだ。

ソウル・サーファーのソウルとは、気持ちを込めた者のみが見る事の出来る
大きくで美しい波の事を言う。

魂を込めて事に当れば、自ずと道は開かれると言う事だろうか。

困難に直面しても、その先を信じ、歩んで行く事としたい。

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2012年6月21日 (木)

新たなる試練

奄美から帰って来て、今日1日脱力状態だった。
このような事は、珍しい。

これまでは、スーツで奄美へ出掛け、帰京してすぐその足で
新幹線で出張に出掛けていた程。

ダイビング100本の重みは、それ程自分の中で大きかったと言う事か。
ほっとしたと言うか、安心したと言うか、一区切り極めたと言うか。

イタリアオペラは、4/29(日)にレッスン100回目を迎え、
新たなチャレンジを始めている。
7月の発表会に向け、日々練習を重ねている。

そう考えると、ダイビングも、負けてはおれない。
マスターダイバーになるためには、100本の実績だけでは足りないのだ。
後、ナイトダイビング講習とレスキュー講習を受ける必要がある。

このうち、レスキュー講習が実習付きの難物。
でも、絶対にマスターダイバーになりたい。
その先に、ある目的を持っているから。
そこまで行くと、趣味の領域を超え、社会貢献の世界に入る事になる。

夕方、先週録画したNHK総合「宇宙の渚「流星」」を見ていたら、
妻から郵便物を手渡された。

見たら、「天文宇宙検定」の案内だった。
昨年2級に合格した者に、今年新設される1級受験を促す内容。
「流星」の如く届くとは、余りのタイミングの良さに驚いた。

試験日を見たら、10/7(日)。
どこかで見た日。
手帳を開いたら、何とイタリア語検定の受験日だった。
何と言う事だ。

でも、よく見ると時間がずれている。
イタリア語4級が、10:00~11:35、天文宇宙検定が15:00~16:00。
つまり、同時受験が可能。

これは試練だ、でも、ひるまない。
向かって行くのみ。

もちろん、仕事はしっかり行っての上。
ますます、やる気が出て来た。

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2012年6月20日 (水)

ダイビング100本達成!

昨日の昼過ぎ、ネイティブシー奄美のロビーで本を読んでいたら
背後から人の気配を感じた。

顔を上げると、ダイビングインストラクターのFさんだった。

「台風、一瞬でしたね。海況が思ったよりいいので潜れますよ。」
「ええ、本当ですか!嬉しい。」

という事で、ホテル下の倉崎ビーチでダイビングする事になった。
諦めていたダイビング100本目が、これで達成出来る。

インストラクターのGちゃんと、メンバーのMさんの3人で潜る
事になった。
Fさんは、ダイビング組合の会合で案内出来ないとの事。
残念だが、やむを得ない。

のどかに50分近く海中遊泳を楽しんだ後、岸に近づいた時、
Gちゃんが指差す方を見たら、ダイバーが居るではないか。
何と、ろうそくの立ったメガネをマスクの上にしている。

「あっ、Fさんだ!」

これには、驚いた。
会合に行ったはずではなかったのか。

私の100本記念ダイブを祝うため、会合に参加する前の忙しい
時間を割き、海中で待っていてくれたのだ。

その後、海中での記念撮影、100ダイブ記念シートの授与、
ショップでのケーキ、額入り写真のプレゼントと、サプライズ
が続いた。

もう、これは、言葉では表せない位の喜びだった。
本当に、奄美に来続けていてよかった。

後のレストランでの夕食でも、デザートをプレゼントして頂いた。
どこに行っても、おめでとうの言葉、言葉。
今まで、これほど人の温かさを感じた事があっただろうか。

最早、奄美は第2の故郷だ。
皆さん、これからも、よろしくお願い致します。

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2012年6月19日 (火)

99本目でストップか

今回のダイビングで、100本に達する見込みだった。
桁が変わるのは、やはり達成感が違う。

しかし、その前に台風が立ちはだかった。
台風4号である。

今朝の未明、奄美大島の東側を通過し、北上を続けている。
しかし、午前8時現在で、雨は既に上がっている。
風はまだ吹いているが、大した事はない。

時々太陽も顔を見せ、南の空には青空も見え始めた。
これでも、ダイビングは中止か。

昨日の午後8時半頃、ダイビングショップから
ホテルの部屋に電話が入った。

「Iさん、明日のダイビングはクローズでお願いします。」
「承知しました。台風だから、やむを得ませんね。」

昨日までで、99本まで来た。
後、1本で100本。

何とか潜りたい所だが、ここは我慢が必要。
海況の回復を祈って、ショップからの連絡を待ちたい。
その間、ホテルでのリゾートを味わう事としよう。

昨年の3月に、Cカードのライセンスを取ってから15ヶ月。
今回の奄美訪問が17回目だから、ほぼ毎月来た事になる。

昨日、一緒に潜った横浜からいらしたMさんに、質問された。
「奄美は、そんなにいいですか。」

「海だけではないんです。ショップの皆さん、ホテルの皆さん、
奄美の人々、奄美の全てがやさしく私を受け止めてくれます。」
「ダイビングだけなら、もっといい所があるかも知れませんが、
このような気持ちにしてくれる所は少ないと思います。」

後1本は、7月の楽しみに取っておこう。
100本記念ダイビングが、今から楽しみだ。

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2012年6月18日 (月)

文化と文明

NHKEテレで放映しているトラッドジャパンの中で、「Words&カルチャー」
と言うコーナーがある。

その中で以前、「文化と文明」の違いについて説明していた事があった。
確かに、この2つの違いは、分かったようで分からない。
改めて興味が沸いたので、ネットのQ&Aで調べてみた。

(質問)
以下の3通りの説明がありましたが、どれが妥当なのでしょうか。
(1)文明は文化の総合体。
(2)文化は思想・道徳・芸術などの精神的所産であり、文明は技術的・
   物質的・政治制度的所産である。
(3)文化は特定の地域や歴史に縛られ、文明はより普遍的、抽象的で、
   特定地域や歴史に縛られない。
(答え)
文化は「地域性」を特長とする「生活全般」を指しています。
気候や地形、生活形態(農耕・遊牧等)等の地域的・民族的特性から派生して、
その地域・民族に特化、形成された生活全般を「文化」と呼んでいます。
研究対象としては、言語、共有する神話・歴史、それにともなう生活習慣
(法的なもの・宗教、婚姻形態、社会構成等)、道具類などが挙げられます。

文明は「汎用性=広域性」を特長として、上記の文化的枠組みを超えた
「技術」を指しています。
もともとは一文化の部分的な要素でしかなかったものですが、
例えば「鉄」を利用する生産技術・加工技術・利用技術は文化の違いを超えて
普及していきます。
こうした文化という地域性にとらわれない技術やそれに付随するものを
「文明」としています。
上記の「技術」には統治のための制度やその運用方法(例えば律令制や
資本主義のシステム等)も含んでいます。
政治制度に注目した文明論もあれば、技術に重点をおいた文明論もありますし、
また大きく遊牧文明・農業文明と言う言い方をする場合もあります。

定義は論者によって幅がありますが、基本的には上記で良いかと。
そう言う意味で、
(1)文明は文化の総合体、ではありません。
(2)文化は精神的所産に限定されたものではありませんし、文明は技術に
   様式が付随しパッケージとして伝播することが多いので、
   精神的・思想的な影響力も持ち合わせています。
(3)縛られると言うより、文化は地域・歴史から派生したもので不可分です。
   そして、文明は抽象的ではなく常に具体的です。

なるほどね、まさに目から鱗だ。

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2012年6月17日 (日)

思考のはざま

「迷ったときは、前へ進む」

この言葉を大切にしているが、それでもなかなか踏み切れない
ときがある。

何が「誠」なのかが、見えなくなったときだ。
この1週間、スケジュール取りでかなり迷った。

ダイビングの予定を組んでいたところに、何と2つも仕事の
依頼が入って来た。

私を見込んでの依頼だった。
担当者の皆さんの顔が、瞼に浮かぶ。

一方、その時期にダイビングを組んだのにも訳がある。
その前の週にイタリアオペラの発表会があるので、
それに備えるため、ダイビングはその後にしたのだ。

ダイビングの予定を月の上旬に変更すれば、発表会の
前にはなるが、総て丸く収まる。

しかし、私の深いところで、それをノーとする意識が働いた。

「ダイビングやイタリアオペラを、どのように捉えているのか。」

普通だったら、スケジュールを即変更して、仕事を優先するだろう。
私も一旦、飛行機や宿の予約状況を確かめ、何とかしようとした。

しかし、最終的には仕事を断った。
実に胸が痛んだ。

私の中で、ダイビングとイタリアオペラを大事にする意識が
大きな事を、改めて知った。

これらは、もう趣味の域を超えている。
そこで出会う方々、生き物、文化、世界。

私にとっては、掛け替えのない私を成長させてくれるもの。

これで、心が決まった。
ダイビングとイタリアオペラに、真っ向勝負で臨んで行きたい。

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2012年6月16日 (土)

同級生と出会った!

「Iさん、39組だったでしょ。」
「え!どうして知っているんですか。」

ある自治体での研修が終了した後、休憩時間に親しく
会話していた受講者のHさんが声を掛けて来た。

「最初の自己紹介をお伺いして、ピンと来ました。」
「そうですか。」
「私は、37組でした。」

私が卒業した高校では、3年9組の事を39組と呼んでいた。
だから、Hさんは隣の隣のクラスにいた事になる。

「高校時代、私の事、知ってました、Hさん?」
「ええ。」

これも、驚いた。
高校時代の私は、ローンウルフ的な存在だったからだ。
その私を知っていたとは。

「そうですか。」
「ところで、これまでの受講者の方の中にも、同級生は
いたのでしょうかね。」
「多分、いたと思いますよ。」

実はこの自治体、私が中高大を過ごした自治体だったのだ。
自治体の中では名の通った高校だったので、卒業生がいる
のは、以前から予想していた。

でも、実際に出会うと、照れくさい気もする。
一昨年から担当しているので、もうかなりの数の職員の
方と接している。

「校長先生は、まだいらしていないようですね。」
「そのうち、参加されると思います。」

管理職の一環として、行政職の方々のみでなく、高校の
校長先生も受講者に名を連ねている。

恥ずかしい気もするが、でも恩返しの機会と見る事も出来る。
今年度、あと数回の実施が予定されている。
お役立ち出来るように、心して研修に臨みたい。

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2012年6月15日 (金)

一気に通読できる完訳「論語」

つい最近、新刊本として「一気に通読できる完訳「論語」」が
発売された。

著者は、佐久 協(さく やすし)氏。

慶応高校に在職中、生徒アンケートで最も人気のある授業を
する先生として親しまれた。

退職後、「高校生が感動した論語」を著し、ベストセラーに。
当時の論語ブームの牽引役にもなった。
現在は、NHKで論語講師も努めていらっしゃる。

「はじめに」に、次のように書かれていた。

論語イコール儒教ではない。
論語は、主に孔子の言行録。
儒教は、主に漢によって作られた国家イデオロギー。
それは、論語をベースとしているが、巧みに読み替えられている。
我々とって必要なのは、本来の意味をきちんと捉える事

この本は、それにチャレジしている。

まず、訳文が親しみ易いように、平易な表現となっている。
そして、より分かり易くするため、孔子と弟子の言葉を分けている。
その上で、512句全部が記載されている。

但し、記載している順番は、原文のまま。
通読を趣旨としているからだ。
普通は、著者独自の分類に従い、順序が入れ替えられている。

「おわりに」には、次のように書かれていた。

ぜひとも、読者自身の新解釈を試みて頂きたい。
孔子の言葉は、時と場所が異なれば、さまざまに解釈出来る。
座右の銘とすれば、年齢を重ねるごとに新たな意味を見出せる。

日本では、江戸時代から孔子の言葉を柔軟に解釈する流れがあった。
これは素晴らしい事。
論語の内容を、自分に滲みこませ、血肉化する。

完訳されたこの本を何回も通読する事により、それを実現させたい。

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2012年6月14日 (木)

IL DIVO(イル・ディーヴォ)の歌声

IL DIVO(イル・ディーヴォ)の歌声を、初めて聴いた。
兵庫県の実家に帰省する際に乗った、新幹線グリーン車の
オーディオサービスで。

IL DIVOとは、2004年11月、イギリスでデビューした
男性4人組のヴォーカル・グループ。

オペラの発声で、ポピュラー音楽を歌うクラシカル・
クロスオーバーを得意分野としている。
彼らは、自分たちの音楽をポペラ(ポップ+オペラ)と呼んでいる。

2006年に、FIFAワールドカップ会場で歌い、世界的に有名となった。
しかし、私は、実は最近までこの事実も知らなかった。

透き通った、伸びやかな声。
バリトンとテノールの声が共鳴し合う、素晴らしい演奏。
それぞれが、特徴のある声を持っている。

それも、そのはず。
国籍が、全員違う。
アメリカ人、フランス人、スイス人、スペイン人

母国語も、多分全部違うのだろう。
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語

育った環境も違う。
価値観も違う。
その4人が、よく1つのグループになったものだ。

苦労もあった思う。
しかし、それを乗り越えた結果、あのハーモニーが
出来上がったのではないだろうか。

本当の事は、分からない。
でも、歌を聴いて、その姿が瞼に浮かび上がって来た。

機会があったら、改めてじっくりと聴いてみたい。

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2012年6月13日 (水)

天空の白鷺

昨日、母とともに世界文化遺産である姫路城へ行って来た。

本当に久しぶりだった。

最後に訪れたのは、少なくとも10数年前だと思う。
思えば、中学1年生の時は、姫路城の内堀と中堀の間にある
私立学校へ通っていたのだ。

加古川の実家から姫路城まで、車で約45分。
市営の大手門駐車場へ車を駐車し、いざ姫路城へ。

現在、姫路城は、修理のため大天守がシートで覆われれいる。
だから、外からその勇姿を見る事は出来ない。

その代わり、修理の様子を間近で見る事の出来る見学施設が
設けられている。
その名を、「天空の白鷺」と言う。

エレベータが付いており、8階へ直行。
8階と7階の展望窓から、最上階の大屋根や漆喰壁の修理の
様子が、手に取るように分かった。

これらは、修理中の今だからこそ見学出来る。
築城技術の素晴らしさを体感出来る、絶好のチャンスなのだ。

「凄いね、手が込んでる。」
「瓦には、いろいろな紋様のものがあるんだ。」
「漆喰壁って、こんな多重構造になっていたんだ。」

まさに驚きの連続。

今回の平成の修理は、2009年に始まった。
完成予定が、2014年。
5年の年月を掛けてのお色直しだ。

帰りに、かの千姫で有名な、西の丸長局(百間廊下)や
化粧櫓にも足を延ばし、姫路城を隅から隅まで堪能して来た。

お城の庭園には、桜の木が多い。
修理が終わって、その白亜の白鷺城が全貌を現した時、
桜のピンクを従え、それは素晴らしい眺めになるだろうと思う。

「その時にまた、母と来たいものだ。」

そんな事を思いながら、城を後にした。

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2012年6月12日 (火)

実家でのひととき

一昨日から、久しぶりに実家へ戻って来ている。

昨年の2月に父が他界してから、実家には母が1人で
暮らしている。

我々が住んでいる関東地区へ、時々出ては来るが、
生活のベースは、現時点では関西のこの地。

しかし、月に1度は会いたいので、母が東京へ出て
来ない月には、出来るだけ時間を作って帰省する
ようにしている。

関西方面へ出張があれば一番都合がいいのだが、
いつもそううまくは行かない。
今回も、母に会うためだけに戻って来た。

「どう、元気にしてた。」
「ええ、元気よ。」

短い言葉の中に、お互いの平安な日々を感じ
安心する。

その日の夕食は、私のために坂下のお店まで、
お刺身を買い求めに行ってくれたとの事。

私が、最近改めて健康に気遣っている事をブログで
知り、冷蔵庫に肉があるにも拘らずである。

何と有難い事ではないか。
何か力にならねば。

「何かして欲しい事があればやるよ。」
「じゃあ、お願いしていいかしら。」

まず、シュレッダーの調子を見た。
たちまち解決。

次に、電話と一体となったネットの解約手続き。
NTT関西とNTTコミュニケーションズに連絡を取り
即一件落着。

今日は、世界遺産である姫路城へ2人で行く。
ゆったりと、初夏の日を楽しんで来たい。

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2012年6月11日 (月)

再び「スラムダンク」に学ぶ

現在、孫子の兵法と論語をベースにしたマネジメントの
教材を作成している。

昨年の秋から構想を描き始め、やっとテキスト作成の
段階まで漕ぎ着けた。

しかし、ここからが本当の勝負。
自分の言葉にして、書いて行く必要がある。
まさに、深い理解が問われる。

それと同時に、具体例をたくさん持っておく事も必要。
中国文学の勉強が目的ではないからだ。
それらの教えを、マネジメントに活かす事が求められている。

言葉を噛み砕き、イメージ出来るように身近な例を考える。

ヒントを得るため、いろいろなジャンルの本を読み、
これと思うテレビ番組を録画し、思いついた内容を
小まめにメモしている。

それらの一連の活動の中で、再び「スラムダンク」にお世話に
なっている。
言わずと知れた、井上雄彦氏の高校バスケット部漫画である。

以前読んだ「スラムダンク勝利学」も秀逸だった。
今回は、「スラムダンク孫子」と「スラムダンク論語」を読んでいる。

双方とも、遠越段(とおごし だん)氏の著書。
スラムダンクの名場面でのセリフを引用しながら、孫子・論語を
分かり易く解説している。

楽しみながら、イメージを膨らませるには、持って来い。
読みながら、思わず場面をリアルに思い出し、涙してしまう程。

「これを知るものはこれを好む者の如かず、
これを好む者は これを楽しむ者に如かず」
論語の有名な一節だ。

この後も、楽しみながら教材作りに励みたいと思う。

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2012年6月10日 (日)

ホテルの歯磨きチューブ活用

最近、ホテルに泊まる度に行っている事がある。

それは、歯磨きチューブを頂いて来る事。

もったいないからではない。
有効に使うためである。

今年3月に歯医者に行って以来、ドルツを持ち歩いている。
ドルツとは、ナショナル製の電動歯ブラシ。

以前は、普通の歯ブラシと旅行用の歯磨きチューブを
持参していた。
毎食事後どこででも、歯磨きが出来るように。

しかし、実際には億劫になり、昼食後はほとんど出来なかった。

でも、ドルツを持ち歩くようになってからは、不思議と
続ける事が出来ている。
電動だと、やはり歯磨きが楽だし、何か楽しい。

でも、あれやこれやで荷物が増えて来た。
小物でも、重なると結構嵩張ったり、重くなったりする。

そこで目を付けたひとつが、旅行用の歯磨きチューブ。
バッグ内で場所を取っていた。

「このホテルの歯磨き、いつも余るな。」
「そうだ、これに切り替えよう。」

小さいから、場所を全く取らない。
使い掛けのものを優先して使っていくから、現在、バッグの
内ポケットには、新品のものが何個かストックされている。

歯磨きチューブは、ちょっとした研磨剤としても使用可能。
研磨の対象は、歯だけではないのだ。

金属製品やプラスチック製品の表面の傷や汚れも、
ティッシュにつけて軽く擦ると、きれいになる。

「必要は発明の母」

これからも、いろいろ考えながら、ツールを整えたい。
ちょっとした、スパイ気分を味わいながら。

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2012年6月 9日 (土)

「大正の記憶ー絵葉書の時代」展

昨日、学習院に出向いた際、興味深い展示会が開催されていた。

それが、「大正の記憶ー絵葉書の時代」展。
絵葉書で歴史を振り返るという面白い趣向の展示会だった。

主催は、学習院大学史料館。
入場料は無料。

これはもう、見るしかない。

インターネットもテレビもない時代、映像で出来事を伝える手段
として、絵葉書が活用されていたのだ。
これは、私にとっては、発見だった。

大正は15年という短い期間だったが、いろいろな出来事があった。
明治天皇の崩御、乃木希典夫妻の自決、大正天皇の即位、
第一次世界大戦、米騒動、関東大震災等。

それらが、絵葉書となっていた。
ある物は手書きで、ある物は写真で。

実に感慨深い品々。
そう言えば、今年は大正元年(1912)より満100年に当たる。

「このアンケートにご記入頂ければ、絵葉書を差し上げます。」

受付のとても感じのいい若い女性に、声を掛けられた。
手元に何種類かの絵葉書があった。

「では、最後にアンケートを書かせて頂きますね。」

一回りしてからアンケートに答え、頂いた絵葉書が
「大太鼓形ボンボニエール」の写真絵葉書。

「これは、何の写真ですか。」
「皇室が祝宴の列席者に贈られてきたコンペイトウ入れです。」
「そうですか。」

なぜコンペイトウかは、恐れ多くて質問しなかったが、
多分、欧州でお祝いの場で配られて来た砂糖菓子(ボンボン)
の流れなのだろう。

そんな事を思いながら、史料館を後にした。

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2012年6月 8日 (金)

アマゾンの哲学

昨日のカンブリア宮殿は、インターネット通販のアマゾンCEOの
ジェフ・ベゾス氏だった。

マスコミにはほとんど姿を現さない同氏だが、今回、どういう訳か
取材に応じてくれたという次第。

お陰で、ベゾス氏の素顔に触れる事が出来た。

ベゾス氏の第1印象は、とてもフラットな感じだった。
気負いを全く感じさせない。
達観して、遠くを見通しているような物腰。

1994年、シアトルで創業。
1997年、赤字のままナスダックに上場。
2000年、赤字のまま日本に進出。
2003年、黒字に転換
現在、世界売上高なんと4兆円の企業となった。

短期的な成果を求められるアメリカの地で、よくここまで
耐えたものだ。

番組では紹介していなかったが、長期的視点で支援してくれる
投資家がいたという事だろう。
まさにベソス氏の哲学を信用しての事だ。

きっと、社屋や倉庫を投資家に見せたに違いない。

お客様を優先した投資、それはアンケートに基づく品揃えや
早く正確に届けるための物流機能だけではなく、お客様に
関係のない社屋や備品の倹約にも表れている。

「無駄な投資はしていない。」

ベソス氏の言葉に自信が溢れていた。
全ては、お客様の満足のための哲学が徹底している。

世の中に貢献する事を、経営理念として標榜する企業は数多い。
しかし、ほとんどが言葉の上だけだ。
どこまで徹底しているか見ると、寂しい限り。

しかし、アマゾンは確かに一味違う。
こういう私も、アマゾンを利用しない月はない程。
今後も、お客様の便利を追求して、役立つ企業として成長して欲しい。

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2012年6月 7日 (木)

プリンタインクの補充

毎月1日を、プリンタインクの補充日と決めている。
メーカー純正品ではなく、サードパーティー製のインクを補充する。

新しいプリンタに変えてから、インクボトルが黒色となり
中が見えなくなったため、定期的に補充するしかなくなってしまった。

以前は、透明のインクボトルだったため、目で見てインクの減り状況
を確認し、減った色だけ定量的に補充して来た。
これが出来なくなってしまった。

これは、プリンタの値段が、激的に下がってしまったため、
メーカーがインク代で利益を確保するため、あえて行っている事だ。

このメーカーの関係会社へ仕事で行った際、純正品を使うよう
お願いされてしまった程。

しかし、独立して仕事をしている身からすれば、やはり費用削減
対象とするしかない。
純正品は、高い。

純正品を使わなかった場合、故障の補償対象外となる。
しかし、正常に動かなくなった場合は、プリンタそのものを
買い換えればいいだけの事。
そう思わせるまで、プリンタの値段が下がっている。

プリンタを作動させるソフトウエアの開発者とも話す機会があったが、
結構智恵を絞って工夫しているようだ。
確かに、各段に扱いやすくなっている。

プリンタを使う度に、彼らの顔が頭をよぎる。

プリントもコピーもスキャンも、全部こなしてくれる。
それも画面を触るだけで。
本当に便利。

だから、いつも感謝しながら使わせてもらっている。

私の使っているプリンタは、CANON製。
プリンタを使い始めて35年になるが、CANON以外使った事がない。
一番のお気に入りなのだ。

これからも、引き続き愛用させて頂きたいと思っている。

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2012年6月 6日 (水)

行動しながら考える

昨日のNHK総合の「スーパープレゼンテーション」は、
スーザー・ケイン氏による、内向的な人に関する理解を求める
内容だった。

例えば、内向性の性格の持ち主は、1人静かに熟考する事を好むと。

自分はどうだろうかと考えた。

MBTI(ユング心理学に基く性格パターン検査)によると、私はENFJである。
つまり外向的、それもかなり強い外向を示している。
外に関心を向け、エネルギーを外に向かって放出する。

確かに、その傾向はある。

1人静かに熟考する事もあるが、それは「静」の中でではなく、「動」の
中で行う方が、閃き方が格段に違う。

行動しながら考えるのである。

人を避けて歩いている最中、ダンベルを上げている最中、
泳いでいる最中等。

体を動かしている時に、新しいアイデアが浮かんでくる。
外からの刺激で、脳細胞がより活性化するのかも知れない。

しかし、よく考えてみると、上記の行動をする時、周りに人は
いるが、自分の世界に浸っている事が多い。

他の方々と会話をしている時には、情報のインプットに全力を
上げているようで、その時に新規のアイデアが思い浮かぶ事は
実は少ない。

その後、入手した情報を反芻して、頭の中にある既存の情報と
マッチングした際、化学反応を起こして、全く違うアイデアが
出て来る。

「散歩学派」ならぬ「行動学派」

動きながら考え、その内容を即行動に移して行く。
どのような結果が出ようと、総てプラスの側面から捉えて行く。
忙しい事が、まさに楽しい。

「外向的」というよりは、「行動的」という方が相応しい気がする。
これからも、行動の中で思考しながら生きて行きたい。

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2012年6月 5日 (火)

初めてのエアコン洗浄

「エアコンが、かなりカビているようなんだけれど.。」
「そうか、どうしようか。」
「ダスキンさんに洗浄をお願いしてはどうかしら。」
「それはいい。早速連絡してみて。」

先日交わした、妻との会話である。

そして昨日、ダスキンの方が2人見えた。
ワゴン車に、洗浄機器を満載してやって来た。
かなり大掛かり。

4LDKで各部屋にエアコンがあるため、5台を
メンテナンスして頂いた。

この日は自宅にいたので、作業の邪魔にならないよう
玄関横の書庫兼第2執務室で仕事をしながら
時々、作業状況を確認しに行った。

周辺をシートで養生した上で、エアコンを専用の
シートですっぽりと覆い、作業を進めて行く。

分解出来る所は全部ばらし、コンプレッサーで中圧洗浄。
その後、時間をおいて乾燥。

もうお一人は、風呂場で外したケース等を
徹底的に洗っていた。

一番汚れていたのが、私の部屋だった。
最もエアコンを動かしていたようだ。

リビングかと思っていたが、こちらは風通しがいいため、
窓を開けておく事が多かった。
結果的に、比較すると案外動かしていなかったようだ。

我が家は、夏場の限られた期間しかエアコンを使用しない。
冬場は、床暖房と小型の電気ストーブで対応している。

「サービスで、1台を抗菌コートさせて頂きます。」

妻と相談し、私の部屋以外にリビング分を有料でお願いした。
これで、購入して10年目の、初めのエアコン洗浄が終了した。

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2012年6月 4日 (月)

書店のレシートに思う

最近、我が家の最寄り駅である北与野駅前の書楽で
本を買う事が多くなっている。

書籍数が多い事もあるが、さらに便利な点がある。
それは、書楽の場合、レシートに買った本の書名が
印刷されている事だ。

これは、レシートを伝票として記録に残しておく必要
がある身からすれば、とても助かる。

このサービスは、紀伊国屋でも行っていない。
知っている範囲では、有隣堂でも対応していない。

この書楽、数年前までは書棚のコンピュータ検索も
出来なかった。
どこ棚に目的の本があるのか、全く分からなかった。

しかし、その後、商品管理が徹底して行われたようだ。
今では、本の「在庫の有無」「保管されている位置」が
店内のパソコンですぐ分かる。

レシートに書名が印刷されるという事は、物流管理上の
在庫管理マスターと、販売管理上の商品管理マスターが
一元化されているという事だ。

これは、言うは易し行うは難し。

特に、社歴が長く規模の大きい店は、かえって対応に
手間取るかも知れない。
従来の管理方法が、足を引っ張るからだ。

そう言えば、書楽は、ここ1店しかない。
身軽という事だろう。

その点から言えば、コンビニエンスやスーパー等の
組織小売業のマスター管理は、さすがと言わざると
得ない。

今後も、書籍は出来るだけ書楽で買う事にしたい。

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2012年6月 3日 (日)

スポーツウエアと携帯ザックでGO!

最近、出張に出向く際、スポーツウエア上下と
携帯ザックを持参している。

スポーツウエアは、ホテルでの室内着とする他、
食料品買出しや町の探索の際の、着替えとしている。

また、携帯ザックも欠かせない。
スポーツウエアはポケットが浅く、貴重品を
入れられないからだ。

携帯ザックを持っていれば、貴重品や買ったものを
確実にホールド出来る。
また、両手がフリーとなるため、「歩く」「走る」「乗る」と
自由自在だ。

この携帯ザックは、オーストラリア製。
さすが、アウトドアの本場だけあって、かなりの優れもの。
軽い上に丈夫で、畳めば拳大になってしまう。

そのため、最近は、ボストンバッグの内ポケットに、
入れっ放しにしている。

最近の例で言えば、大船観音の参拝や、小牧市内の
自転車での一巡に、大いに役立ってくれた。

スポーツウエアは、アディダス製を、夏物と冬物を
お揃いで持っている。
気に入ったデザインだったので、合わせて買い求めた。

年間通した奄美でのダイビングの、最高のお供と
なっている。

機動力を発揮するには、それなりの装備が必要。
限られた時間の中で、最高の効果を出すため、常に
研究している。

例えば、靴はビジネスにも使える黒のウォーキング
シューズを日頃から着用しているとか。

今後も、怠りなく研究を重ねて行きたい。

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2012年6月 2日 (土)

懐かしの小牧

一昨日から、愛知県の小牧市に仕事で来ている。

小牧市と言えば、実は私たち家族が長年住んだ町。
そして、娘達が小中高を過ごした思い出の地なのだ。
もう、皆で離れて10年になる。

その間、妻や娘達は、友人に会うため小牧に来た機会
があったようだが、私は、まさに移転して以来。

昨日、初日の仕事が終了した後、ホテルで自転車を借り
小牧の市内を一巡りして来た。

住んでいたマンション
サラリーマン時代に、通勤で歩いていた道
家族でよく行っていたレストラン
駅前のショッピングビル
郵便局

そして、桃花亭(とうかてい)。

桃花亭は、和菓子のお店。
洋菓子も売っており、よく利用させて頂いていた。
今回、ぜひ立ち寄りたいと思っていたのだ。

「すいません、桃福(ももふく)はありますか。」
「ございます、こちらです。」

桃福は、桃花亭の看板商品。

実は、この地は、日本でも有数な桃の産地。
この桃が、素晴らしい和菓子となっている。
特に桃福は、一味違う。

蜜漬けしたこももが、丸ごと入っている。
こももを紅あんで包み、それを求肥が覆っている。
ほのかな甘みに桃の酸味が調和し、とても上品な味わい。

こもものマドレーヌの「桃れいぬ」も試食したが
やはり、ここは桃福だ。

家族のお土産に、買い求めた。

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2012年6月 1日 (金)

長友選手の生き方

イタリアのプロサッカーリーグであるセリエAに所属する
インテル・ミラノで活躍している長友佑都選手が、
また本を出版した。

書名を、「上昇思考」と言う。

新聞の広告欄で知り、さっそく本屋で内容を確認した上で、
購入した。

長友選手には、なぜか惹かれるものがある。
何だろうと考えた時、「努力の人」というイメージが
頭に浮かんで来た。

今回の本にも、その様子がにじみ出ていた。

「正解を選択するのではなく、自分の選択した道を
正解にして行く。」
「前向きで向上心をもった思考が出来ていれば、人生は
大きく変わる。」

「人のすべては心で動いている。」
「僕が今、強く感じているのは、人間として成長しなければ
世界一のサイドバックになれる訳がないと言う事だ。」
「まず目指すべき事は、心をコントロール出来るようになる事
だと考え、そのための努力を始めた。」

見方が、とても前向き。
自分の軸をしっかり持ち、その上で、他に対してとてもオープン。
また、周囲に対し、感謝の念を常に保持している。

中学時代のサッカー部顧問であった井上博先生の言葉が
記されていた。

「自分づくり」「仲間づくり」「感謝の心」

これが、人づくりの3本柱なのだと。
素晴らしい導きだ。

東福岡高校の校訓もいい。

「努力に勝る天才なし」「意志あるところに道あり」

これらの言葉をしっかり受け止め、実際の行動に表している所が、
長友選手の本当の強さなのだろうと思った。

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