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2012年6月13日 (水)

天空の白鷺

昨日、母とともに世界文化遺産である姫路城へ行って来た。

本当に久しぶりだった。

最後に訪れたのは、少なくとも10数年前だと思う。
思えば、中学1年生の時は、姫路城の内堀と中堀の間にある
私立学校へ通っていたのだ。

加古川の実家から姫路城まで、車で約45分。
市営の大手門駐車場へ車を駐車し、いざ姫路城へ。

現在、姫路城は、修理のため大天守がシートで覆われれいる。
だから、外からその勇姿を見る事は出来ない。

その代わり、修理の様子を間近で見る事の出来る見学施設が
設けられている。
その名を、「天空の白鷺」と言う。

エレベータが付いており、8階へ直行。
8階と7階の展望窓から、最上階の大屋根や漆喰壁の修理の
様子が、手に取るように分かった。

これらは、修理中の今だからこそ見学出来る。
築城技術の素晴らしさを体感出来る、絶好のチャンスなのだ。

「凄いね、手が込んでる。」
「瓦には、いろいろな紋様のものがあるんだ。」
「漆喰壁って、こんな多重構造になっていたんだ。」

まさに驚きの連続。

今回の平成の修理は、2009年に始まった。
完成予定が、2014年。
5年の年月を掛けてのお色直しだ。

帰りに、かの千姫で有名な、西の丸長局(百間廊下)や
化粧櫓にも足を延ばし、姫路城を隅から隅まで堪能して来た。

お城の庭園には、桜の木が多い。
修理が終わって、その白亜の白鷺城が全貌を現した時、
桜のピンクを従え、それは素晴らしい眺めになるだろうと思う。

「その時にまた、母と来たいものだ。」

そんな事を思いながら、城を後にした。

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