再び「スラムダンク」に学ぶ
現在、孫子の兵法と論語をベースにしたマネジメントの
教材を作成している。
昨年の秋から構想を描き始め、やっとテキスト作成の
段階まで漕ぎ着けた。
しかし、ここからが本当の勝負。
自分の言葉にして、書いて行く必要がある。
まさに、深い理解が問われる。
それと同時に、具体例をたくさん持っておく事も必要。
中国文学の勉強が目的ではないからだ。
それらの教えを、マネジメントに活かす事が求められている。
言葉を噛み砕き、イメージ出来るように身近な例を考える。
ヒントを得るため、いろいろなジャンルの本を読み、
これと思うテレビ番組を録画し、思いついた内容を
小まめにメモしている。
それらの一連の活動の中で、再び「スラムダンク」にお世話に
なっている。
言わずと知れた、井上雄彦氏の高校バスケット部漫画である。
以前読んだ「スラムダンク勝利学」も秀逸だった。
今回は、「スラムダンク孫子」と「スラムダンク論語」を読んでいる。
双方とも、遠越段(とおごし だん)氏の著書。
スラムダンクの名場面でのセリフを引用しながら、孫子・論語を
分かり易く解説している。
楽しみながら、イメージを膨らませるには、持って来い。
読みながら、思わず場面をリアルに思い出し、涙してしまう程。
「これを知るものはこれを好む者の如かず、
これを好む者は これを楽しむ者に如かず」
論語の有名な一節だ。
この後も、楽しみながら教材作りに励みたいと思う。
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