ソウル・サーファー
MOVIXカードで溜めたポイントが、今日で失効となってしまう。
その防止も兼ね、前から興味を持っていた映画を、今日観て来た。
それが、「ソウル・サーファー」。
ハワイを舞台に、サメにより左腕を失った美少女が、プロサーファーとして
復活し、成長していく姿を追った映画である。
フィクションではなく、実話に基づいている。
まず、目を惹かれたのが、健康美溢れる女優のアナソフィア・ロブの演技だった。
彼女も、実際にサーファーとの事。
撮影に先立ち、本人であるベサニー・ハミルトン氏と生活を共にし、その考え方・
生き方を学び、演技に活かした。
サーフィンも、ハードなトレーニングを積み、コアトレーニングまで行った。
その効果が実り、とても爽やかで、闘志溢れるサーファーを感じる事が出来た。
同じ海を愛する者として、サメの恐怖はやはりある。
私も潜っていて、サメに会った事がある。
ウミヘビにも、よく出会う。
その猛毒は、ハブの20倍と言うから、噛まれたら一瞬で昇天だ。
でも、一度海の魅力を知ったら、それでもなお行きたくなる。
ベサニーも、サーファーとしての挫折感を味わいながら、しかし海に戻って行った。
やはり、そこが自分の生きる場所と悟ってだ。
それも、プロサーファーとして。
ここが凄い所。
腕を失って、初めて気づいた。
「自分だけのサーフィン」の世界から、「人々を励ますサーフィン」の世界がある事を。
タイの津波災害の現場で、ボランティア活動した事が転機となったようだ。
ソウル・サーファーのソウルとは、気持ちを込めた者のみが見る事の出来る
大きくで美しい波の事を言う。
魂を込めて事に当れば、自ずと道は開かれると言う事だろうか。
困難に直面しても、その先を信じ、歩んで行く事としたい。
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