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2012年6月22日 (金)

ソウル・サーファー

MOVIXカードで溜めたポイントが、今日で失効となってしまう。
その防止も兼ね、前から興味を持っていた映画を、今日観て来た。

それが、「ソウル・サーファー」。

ハワイを舞台に、サメにより左腕を失った美少女が、プロサーファーとして
復活し、成長していく姿を追った映画である。
フィクションではなく、実話に基づいている。

まず、目を惹かれたのが、健康美溢れる女優のアナソフィア・ロブの演技だった。
彼女も、実際にサーファーとの事。

撮影に先立ち、本人であるベサニー・ハミルトン氏と生活を共にし、その考え方・
生き方を学び、演技に活かした。
サーフィンも、ハードなトレーニングを積み、コアトレーニングまで行った。

その効果が実り、とても爽やかで、闘志溢れるサーファーを感じる事が出来た。

同じ海を愛する者として、サメの恐怖はやはりある。
私も潜っていて、サメに会った事がある。

ウミヘビにも、よく出会う。
その猛毒は、ハブの20倍と言うから、噛まれたら一瞬で昇天だ。

でも、一度海の魅力を知ったら、それでもなお行きたくなる。

ベサニーも、サーファーとしての挫折感を味わいながら、しかし海に戻って行った。
やはり、そこが自分の生きる場所と悟ってだ。
それも、プロサーファーとして。

ここが凄い所。

腕を失って、初めて気づいた。
「自分だけのサーフィン」の世界から、「人々を励ますサーフィン」の世界がある事を。
タイの津波災害の現場で、ボランティア活動した事が転機となったようだ。

ソウル・サーファーのソウルとは、気持ちを込めた者のみが見る事の出来る
大きくで美しい波の事を言う。

魂を込めて事に当れば、自ずと道は開かれると言う事だろうか。

困難に直面しても、その先を信じ、歩んで行く事としたい。

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