思考のはざま
「迷ったときは、前へ進む」
この言葉を大切にしているが、それでもなかなか踏み切れない
ときがある。
何が「誠」なのかが、見えなくなったときだ。
この1週間、スケジュール取りでかなり迷った。
ダイビングの予定を組んでいたところに、何と2つも仕事の
依頼が入って来た。
私を見込んでの依頼だった。
担当者の皆さんの顔が、瞼に浮かぶ。
一方、その時期にダイビングを組んだのにも訳がある。
その前の週にイタリアオペラの発表会があるので、
それに備えるため、ダイビングはその後にしたのだ。
ダイビングの予定を月の上旬に変更すれば、発表会の
前にはなるが、総て丸く収まる。
しかし、私の深いところで、それをノーとする意識が働いた。
「ダイビングやイタリアオペラを、どのように捉えているのか。」
普通だったら、スケジュールを即変更して、仕事を優先するだろう。
私も一旦、飛行機や宿の予約状況を確かめ、何とかしようとした。
しかし、最終的には仕事を断った。
実に胸が痛んだ。
私の中で、ダイビングとイタリアオペラを大事にする意識が
大きな事を、改めて知った。
これらは、もう趣味の域を超えている。
そこで出会う方々、生き物、文化、世界。
私にとっては、掛け替えのない私を成長させてくれるもの。
これで、心が決まった。
ダイビングとイタリアオペラに、真っ向勝負で臨んで行きたい。
| 固定リンク
« 同級生と出会った! | トップページ | 文化と文明 »
コメント