失敗の本質
「日本の国境問題」を読み、改めて日本人の思考スタイル
そのものを再確認したくなった。
日本が、今後誤った判断をしないためにも、原点に立ち戻る
必要性を感じたのだ。
そう思いながら先日、日経新聞を見ていたら、好書が
目に入った。
「超入門 失敗の本質」鈴木博毅(すずき ひろき)ダイヤモンド社
=日本軍と現代日本に共通うる23の組織的ジレンマ=
ロングセラーとなっている「失敗の本質」のエッセンス版だ。
第2次世界大戦時の日本軍の取った組織行動から、日本人の
思考の原点を探っている。
そこでは、戦争の敗因として7つ上げられていた。
戦略性:「大きく考える」事が苦手
思考法:練磨が得意、革新が苦手
イノベーション:既存のルールに習熟、新ルールを作り出せない
型の伝承:方法に依存する、創造に向かわない
組織運営:上意下達、現場活用が下手
リーダーシップ:環境変化に対応せず、一方方向
メンタリティ:「空気」の存在、リスク管理の誤解
本書では、これらが現在の日本のビジネス社会でも根強く
残っているとして、幾多の例が記載されていた。
なるほどと思うと同時に、これらを克服する方法として
どのような事が考えられるのか、考えざるを得なかった。
それらについても、いくつもヒントが与えられていた。
例えば、ダブル・ループ学習、既存指標の見直し、現場活用等
しかし、どのような方法を取ろうと、これらの行動が
発動しなければ、全く絵に描いた餅となる。
根本の所で、何か必要なのだろうか。
「大きく捉え、覚悟を決める」
この言葉が、脳裏をかすめた。
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